ディベルの街で休憩となり各々アイテムの確認や好きなことをしにパーティーを解散した。
アベラルドもレティシアのお供にとついて行こうとしたがレティシアから「街の中なので大丈夫です!」と断られ渋々単独行動を承諾せざるを得なく「分かりました」と伝えその場を離れる。
実際レティシアに断られたのはアベラルドにとって自分の時間を作れる為不服ではなかった。
アベラルドは目当ての店に向かい歩き出すがそれを止める者がいた。
「いたいた、アベラルドこれやるよ」
アベラルドを止めたのはレイモンドでアベラルドに差し出す手には何かの包みを持っている。
それを見て訝しげに包みを見たあとレイモンドを見て眉を寄せ口を開く
「なんだ、貴様か。何のようだ」
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