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    教祖様の小抽斗

    教祖がおわす極楽教寺院の謁見の間。
    御座所の大座布団の後ろに安置された
    螺鈿細工の美しい小抽斗のこと。

    中にはこれまでに贈られてきた戴き物の数々が
    思い出と共に納められている。

    使用している画像は全て
    贈り主から提供されたもの(掲載許可済み)
    または自由画を使用したものです。

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    教祖様の小抽斗

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    《立花紋様の手拭い》

    偶然にもこの場所で 再会を果たせた上弦の参より。

    長い別れの間に起こった 悲喜交交を語るうちに、 教祖の瞳から溢れ出た涙を 拭うために手渡されたもの。

    洗って返そうとする教祖に上弦の参は『また泣きたくなればこれで拭き、 お守りにしろ』と その手拭いを教祖の元にとどめ置いた。

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