永遠ノ愛ヲこれは、とある九尾の狐が見た、遠い昔の時の夢である。

「っ…ここ、は」

パチリ、と目を開くと先程まで彼といた神社…の筈なのだが。
どこか、いつもとは違う気がする。
確かにいつもの神社であることは確かなのだが、なんというか、少しばかり新しい気がする。

「あ……」

視線を動かした先には、橙色の髪と着物の青年が立っていた。
そこで確信する。これは、夢なのだと。
随分と、懐かしい夢だ。

「お、一！こっち来いよ」
「嗚呼、アキト今向かう。」

これは、アキトと初めて出逢った頃の夢だ。


遠い昔、まだこの神社ができて間もない頃。
できたばかりだというのに妖が出るとすぐさま噂され、人ひとり来ないような神社に、一人の少年が訪れた。

「……何をしに来た」

【#1】

　　「到底是哪來的孩子？」

　　那在澄髮上有著一抹黃色挑染的青年，有一張對於在皇城生長的青柳冬彌十分陌生的臉龐，以及使人難以移開視線的，不帶任何敵意的青朽葉色眼眸。

　　或許是源自於對自己的實力、或是不容他人擊倒的自信，才能擁有那樣的雙眼。

　　與黑夜降臨時幽暗的森林，和那些直直向他奔去、張牙舞爪的視線不同。

　　好像很久沒見過這樣的眼睛了。青柳冬彌眨眨眼，只敢將想法留在心裡。

　　在皇宮中長大且自幼聰慧的他能察覺對方對自己沒有任何惡意，在過往的住處，他人的質疑與擅自揣測的視線，早已在他單薄幼小的軀體上扎滿惡意的刺，成為他曾經理應承受的折磨。

　　他最後選擇了逃走。

　　青柳冬彌覺得心有點慌、有點空、有點難受，像是突然從高處墜落卻不見底，或是乘坐於堅固結實的小船卻在汪洋大海的某處漂泊不定。

【彰冬】fire flower fire flower

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　　初夏的氣溫升得比想像中還要快，很快就揮別清晨還微冷的涼風，早晨逐漸變得熱烈的陽光昭示著夏季的序曲。
　　「夏日祭嗎？這個時間點比往年都早了吧。」彰人看著公園布告欄上張貼的傳單說著。四人這才剛結束早晨的自主訓練，正在販賣機的樹蔭下躲避著上升著的艷陽。
　　「確實是這樣呢，以前的祭典應該都是七月多才舉辦的，提前了嗎？」冬彌順著彰人的目光，也閱讀起公告上的文宣。
　　浴衣、煙花、河畔的攤位、滲著濕氣和些許燥熱的空氣，一如所有既有印象中存在的夏日祭典的模樣，但這樣的慶典大多都是舉辦在暑假期間，那樣絕對正統的「盛夏」。雖然定義和意義在現代文明之下都早已變得不再重要，這時卻又唐突地感受到了違和感。