ネクタイの日高3の春、お互いの親に同棲することを打ち明け、寮に返ってくると、爆豪は轟を壁に押し付けた。
「ぇ、」
轟はいきなりのことに目を白黒させた。
そして爆豪はゆっくり轟に近づいていき、勢いよくその唇にかぶりつく。
「んっ…ばく、」
息継ぎの間に轟から甘い吐息が漏れる。
爆豪は片手でしっかりと轟を支えながら舌を絡めていく。
「んぅ……ばく、……待っ…」
轟は必死になってそれに答える。爆豪がちゅっと舌を吸うと轟は爆豪の服をきゅっと握った。
その行動にきゅんとした爆豪はまた口付けを深くしていった。
そしてゆっくりと口を離すと、轟は肩で息をしていた。
爆豪は満足そうにニヤリと笑った。
「…お前ばっかりずりぃ」
轟は爆豪のシャツをぐいっと引っ張ると爆豪に口付ける。
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