Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    hpdoumei

    @hpdoumei

    ヒュンポプ同盟のアカウントです。
    同盟の活動内容を紹介していきます。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 8

    hpdoumei

    ☆quiet follow

    HP300%展示作品。スロットお題による漫画です。
    ヒュポスロットはみんなで作りました!
    掲載順に、果南さん@55nannank 、いつきちさん@i_tu_kichi 、まみぞうさん@mamizo_ferment

    随時追加更新していきます〜!

    Tap to full screen (size:472x656).Repost is prohibited
    ☺☺💞👏☺☺☺☺☺☺☺💜💚☺💜💚💞😂🙏💖👍☺☺☺🙏☺☺☺☺☺☺💜💚☺☺☺☺🙏🙏🙏🙏🙏🙏👏👏👏👏💞👏👏👏👏☺☺☺☺☺☺👏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    toma_d2hp

    DONEポイピクさん、テキストも投稿できることにはじめて気づきました…。平和になった世界でのヒュンポプ。ヒュンケルがパプニカを去る日、ポップがヒュンケルに渡したものは…(同人誌からの再録です)水と石の歌


     絶えまなく落下しつづける水の音が、次第に近づいてくる。
     密に茂った樹々の枝をかきわけながら、急な斜面を慎重にくだる。
     やがて目前に、つややかに黒い岩の上を幾重にも分かれて流れ落ちる滝が、姿をあらわした。
     両岸から投げかけられた大きな腕のような梢に守られ、鬱蒼と暗いなかに、水だけは光のように白く流れ落ちていた。
     水面からは、飛沫が霧のようにたちのぼる。
     近づくほどに、落下する水の轟きだけが、身体中を満たす。
     響きにひかれるままに、ここまで来てしまった。
     幼い頃も、遠くこの音を聴いていた。
     石の床に横たわり、見えない水の音を聞きながら眠った。
     触れると滲みだした地下水が冷たく指をぬらした、地底の城の壁の感触がふいに甦る。
     ヒュンケルは、流れに踏み込んだ。水面に突き出した岩を渡り、全ての思考を吹き飛ばすような轟音のなか、豊かに流れ落ちる水に手をのばした。
     水は、激しくヒュンケルの手のひらを打つ。決してとどまることなく。
     ああ、そうだ。こんな場所がいいかもしれない。
     暗い滝を過ぎ、光あるほうへ走り出す水が歌う場所。
     ヒュンケルは水に濡れた手で、首か 4483