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    sleet_58

    TRAININGFF6ピクリマ再プレイにあたり、遊んでる間に考えたあれこれを話にしてまとめようと思ったものです。不定期連載。マッシュから見た世界のお話です。裏側にエドマがいますが、そっちも別口で不定期連載です。
    マシアス叙事詩 22.【死の隣人】
    ~気付くと死にかけるようなところに進んで向かう人、また、そのような気質の人の例え~


     前回のあらすじ。
     レテ川から流されたマッシュが、東大陸に上陸した。


     流れてきたレテ川を背にあたりを見回すが、どう見ても一軒家があるだけだ。
     一軒家以外何もないという景色に首を傾げながら、マッシュは歩き出した。
     レテ川から生きてここに流れ着いた以上、ナルシェまで行くことを、マッシュは諦めていない。ナルシェまでの道がどれほど遠いとしても、マッシュが何もしない理由にはならない。
     辿り着いた一軒家には、井戸の前に一人、家の前にチョコボに乗った一人しか見当たらない。
     家の中には、頭のおかしな男が一人いるだけだった。物言いは支離滅裂だったが、壊れている時計をそのままにするのも何だったので、出来るだけは直しておいた。マッシュも機械の国フィガロで生まれ育っただけはあり、機械に対する基礎はちゃんと身についている。それ以外については、子供という言葉に過剰反応された末、追い出されたので何も直すことは出来なかった。
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