Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    乾燥きくらげ

    @ririsuke000

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 30

    乾燥きくらげ

    ☆quiet follow

    学生としてのイデアと、ゴーストカメラで喚びだされた所長代理としてのイデアが、大好きな監督生♀を奪い合う争いを繰り広げます。


    ※注意※
    ・イデ監♀前提で、イデアに所長代理イデアが挿入する場面、イデアが所長代理イデアを逆レイプ紛いの行為をする描写があります。苦手な方はすぐさま引き返し見なかったことにしてください。
    ・イデアたちの口調が少し悪いです
    ・イデアがちょっと汚く喘ぎます

    Age verification
    Tap to full screen .Repost is prohibited

    乾燥きくらげ

    PAST※六章前に書いたものになります
    イデアと、とある呪われた少女のお話です

    このお話は、ichico様(@sistpen)のイラストとツイートに大変感銘を受け、わがままを言って書かせていただいたものになります。ご快諾くださり、本当にありがとうございました。
    (再公開するにあたり、アカウント記載の御許可を頂いております)

    【含まれる成分】
    オリジナルキャラクター、not監督生、捏造その他もろもろ
    恋を患い猛毒を呑む 彼女となんて、出会わなければよかった。

     首元の煩わしいループタイを取り、それでも抜けない息苦しさからフリルブラウスのボタンも外す。
     ベッドに倒れ込んだ拍子に、握っていた水仙の花束が散らばった。
     青く燃える炎の髪に黄色い花弁が沈んでいるのを、彼は愛おしそうに目を細めて見つめる。

    「そのまま燃えちゃえばいいのに」

     鼻で笑いながら、まだ手に残る花の束をギュッと握った。

     大きな窓の外にはまだ日が差していて、彼はそれから顔を背ける。わざわざ陽当たりのいいこの場所を寝室にと選んだのは自分だというのに、いまはその眩しさが恨めしい。

     その気持ちを汲んでか、わずかに空が翳る。

     青白い腕が何かを探すようにシーツの上を滑った。そこにあるはずだった温もりはなく、手触りの良い冷たい布がただただ彼の指の熱を奪う。
    76431

    recommended works