Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    ebtst_e

    @ebtst_e

    いろいろ描きます
    リクエストはSkeb使ってくださいな

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🍔 🍫
    POIPOI 15

    ebtst_e

    ☆quiet follow

    創作種族のメモ。小説じゃないです覚え書き

    創作種族メモ創作種族の話
    本編で描いてきたドラゴンたちってそもそもどんな設定で、フェインはどんな生い立ちになるの? ってところを呟いていた話の掘り返しまとめ。

    【幽絢竜(ゆうけんりゅう・ストルフリグ)】
    結構最近(回想から20~30年くらい前に)絶滅してる。
    大きな個体は百メートル越えたりもする。一家族の生涯で千の山々を食い尽くすと言われているすさまじく大食いな種族。
    人間には化けられず人の言葉も喋れないが理解はしていて、特徴的な胸の口は大昔の先祖が人と対話するために進化して出来た部位との説がある。
    小さな子供と友達になったある竜が人の言葉を練習し喋れるようになった。けれど、その頃には子供は大人になっていて竜と友達だったことも話したいと言っていたことも忘れてしまっていた。竜の想いとは逆に、不気味な口から人語を話す竜のことを人を惑わせて食らう悪い魔物だと人々は非難し武器を向けた。それ以来、話すために出来た口は使わなくなって人語も喋れないのでその名残でついてるだけらしいとのこと。

    草も肉も魚も嗜好に関係なくなんでもよく食べ好き嫌いがない。消化器も強く少しなら毒なども効かない。
    食べたものは大きな体を維持するための養分にしたり、魔力に変換して尻尾の付け根に貯め込む。
    貯めた魔力の使い道は数年に一度、番いに決めた相手と卵をつくったり子を育むために使う。その時まではずっと貯蓄し続けられる。
    翼の皮膜が装飾品向けで角や牙なども加工しやすく、鱗や尻尾に魔術回路を施したり取り出したりできる。食肉や肥料にもでき余さず素材になるため、狩猟用としての人気が高め。
    自分から人間を襲ったりはしなく、種族全体が比較的とても穏やか。おとなしい性格でことなかれ主義。ちょっと自己犠牲気味。

    ゼラルディアには国外から持ち込まれた外来種で、もとの国では食性を活かして汚染物質などの除去や解体などの役目を与えられて共生している。
    国内での最期の生き残りは渇きと飢えに苦しんだ末、一族心中して全滅。
    絶滅した後は武器や魔導具等に魔力を貯蓄する力を付与させるため魂や体の一部だけを留められ流通している。
    資金がなかったソリンは最初のいくつかを金で買ったのち、自身の能力で商人やコレクター達から盗み歩いてかき集めた。
    そんな感じでデニックとソリンが小さい頃までは図鑑に載っていたが、絶滅したので絶滅した生き物図鑑に移された。本物に会えないまま居なくなってしまったことがソリンが研究者を志すきっかけになったとか。


    【雪斑竜(せつはんりゅう・ヴィエーナ)】
    ヒトを深く憎み怨んでいる狂暴で残忍な氷の竜族。
    人間を自身らにとって悪しき存在とし根絶させようとする過激な思想を持ち、王都襲撃の混乱に乗じて侵攻する個体も目撃されていた。
    人語を理解し操る能力があり、人々に紛れる際にはその時代に合った美男美女の姿に化けて現れ言葉巧みに堕落へ拐かし食い殺してしまう悪逆無道。
    通った道には白雪の上に血の斑が残る、という謂れが種族名の由来。

    繁栄と勢力拡大には手段を問わず、別の竜種や魔物とも積極的に交わり子を成すことで組織の繋がりを広めている。
    始祖たる個体は地を歩めば雹を降らせて道を凍てつかせ、ひと鳴きで雪崩を呼び吹雪を起こすほど強い魔法を使うらしいが、離れ他種族との間に出来た末端の子孫は魔力すらなく角や翼を持たないものもいる。
    そうなってくるとぶっちゃけ自分で名乗るしかないので「俺は雪斑竜だ! 歯向かったら家族がどうするかわからないぞ!」みたいな小悪党もいれば、「怖がられたくないから黙っておこう」みたいな慎ましく暮らしてるタイプもいたりする。
    大人になるまでは人間相応に心身共に成長し、三十代ほどで見た目が固定。一般的な寿命は二百歳くらい。死ぬと雪に変わって消える。


    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ❤💖❤❤❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works