創作種族メモ創作種族の話
本編で描いてきたドラゴンたちってそもそもどんな設定で、フェインはどんな生い立ちになるの? ってところを呟いていた話の掘り返しまとめ。
【幽絢竜(ゆうけんりゅう・ストルフリグ)】
結構最近(回想から20~30年くらい前に)絶滅してる。
大きな個体は百メートル越えたりもする。一家族の生涯で千の山々を食い尽くすと言われているすさまじく大食いな種族。
人間には化けられず人の言葉も喋れないが理解はしていて、特徴的な胸の口は大昔の先祖が人と対話するために進化して出来た部位との説がある。
小さな子供と友達になったある竜が人の言葉を練習し喋れるようになった。けれど、その頃には子供は大人になっていて竜と友達だったことも話したいと言っていたことも忘れてしまっていた。竜の想いとは逆に、不気味な口から人語を話す竜のことを人を惑わせて食らう悪い魔物だと人々は非難し武器を向けた。それ以来、話すために出来た口は使わなくなって人語も喋れないのでその名残でついてるだけらしいとのこと。
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