ふりかえる話ふりかえる話
カーテンを開けることすら億劫で、片付けることも億劫で、起き上がる事も億劫。外から車が行き交う音や鳥の声や何やらと聞こえてくるから、多分日が昇った頃なんだと思う。ずっと眠れずにいて正しい時間なんて分からない。部屋の時計はとうの昔に動きを停めている。唯一の確認方法は充電していないスマートフォンだけ。誰にも連絡をしないし誰も俺に連絡をしないから特に問題は無いのだ。情報を頭に入れるにも頭がまともに働かないから理解もできないので殊更必要性がない。今日も適当にベッドの上で過ごすだけの生活を送る。
「全く、いつまでだらけてるんだい。ほら、陽の光を浴びないときのこでも生えちゃうよ。カーテン開けるくらいなら簡単だよ。」

【tjki】シネマ我是在深夜来到这间电影院的，它并不出众，坏掉一半的灯牌一闪一闪。如果不是我太无聊抬起头瞥了一眼，很难发现这家无人售票的影院。红色门帘厚重而有质感，我偷偷掀开帘子一角往里面探头，只有冷色的幕布亮着光，偌大的影院中，唯有最前排坐着一个人。我鬼使神差地走进去，一步一步走下台阶来到最前排挨着那人坐下。我偷偷看了他几眼，他起来已经上了年纪，眼角和额头都有了深深的皱纹，深蓝色的长发用卡子别在脑后，穿着一身制服，我说不上来是什么职业，正当我偷偷打量他时，他怀中抱着的盒子闯入我眼中。这是、骨灰盒吗？我一瞬间吓到腿软，扶着座椅扶手刚想溜走听到他开了口。

“别怕，我叫长尾景。”他冲着我笑，举起怀中的盒子介绍，“这是我的爱人，弦月藤士郎。不好意思吓到你了吧？”