Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    denzo_3

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 19

    denzo_3

    ☆quiet follow

    2019年に書き留めてた5年後のニト中のメモが発掘されました。
    リくんの中学卒業と共に一度離れ離れになるふたり。
    本国に帰って元やってた事業なのか新事業なのか、父さんを継いでるのか何かしら社会復帰してるにとびん。

    大体考えてることは当時から変わってないな〜。

    #ニト中
    nito-chinese

    5年経ったら久々にこの街に来た
    あまり変わってないなぁー
    大家さん…あれ、居ねぇし。
    あの子の行方…他に誰に聞けば…
    仕方ない、タバコ買お
    あらー久しぶりねぇ、小綺麗になっちゃって!
    たばこ屋のおばちゃん、オレを覚えてた!
    よくわかったね〜
    だってアンタみたいな男前忘れようにも忘れられないよ!なに、頭も七三なんかに分けちゃって、どうかしたのかい?
    ハハ…オレ今経営者だからさ、実は
    ところでさ、おばちゃんの記憶力の良さに期待して聞くけど、ここに来てた黒髪で学ランの小さい男の子、どこ行ったか知らない?
    あ〜、リヴァイくんかい?たしか、大学に行くためにマーレ市に出たとか…
    マーレ市!結構遠い!!まぢかい
    アッカーマンさんもいなかったでしょ?リヴァイくんの手が離れたから世界一周にでかけちゃったのよ。元々放浪癖のある人だったからねうんぬんかんぬん…

    マーレ市。行ってみるか。
    ありがと、おばちゃん!
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ❤☺☺💖💖💖👍☺❤❤❤❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    niesugiyasio

    INFO原作軸の冬のエルリエルヴィンはシガンシナでの冬のある日を思い出していた。あの年はなかなか冬らしくならなかったところに、急な冷え込みが訪れたのだった。エルヴィンは寒がりな方ではないが、突然の寒さにいくらかおののいた。
    凍てつくような空気に、思わず身を縮こまらせる。吐く息が白い。桶の水に氷が張っている。空はすでに明るいが、まだ日は差し始めていない。早朝の道を、ウォール・マリアの農地に向かう人々と、シガンシナ区の市中に向かう人々が行き交っている。
    エルヴィンは道の向こうにちいさな背中を見つけた。自由の翼のついた外套に、ちいさな頭。彼が何をしているのか、すぐには分からなかった。その場で足踏みをしては一歩動き、また足踏みをしている。足踏みといっても行進の訓練のような規則的なものではなく、地面を見下ろしながら無心に、かつ不規則に土を踏んでいる。しばらく見ていれば分かった。霜柱を踏んでいるのだ。音や感触が小気味よいのだろうか、背中が楽しそうだ。子どもみたいだ、と思ってしまう。鉄面皮と言われるほど表情の変わらぬエルヴィンの頬が綻ぶ。地下街は年間を通してさほど気温が変わらないと聞く。つまり、彼にとって、初めての冬だ。これ 2574

    naso10141225

    DONE㊗️親リWebオンリー!
    原作軸ですが、親リです。
    軽装で出掛けた帰り道、エルヴィンは小さな少年と出会う。一人で家を修理すると言う少年を手伝う事になったエルヴィンは…。
    以前書いた『新居』の二人。SSはポイピクに公開してますので、気になる方はそちらもどうぞ。
    ※ラストに原作軸通りの戦後リヴァイが少し出てきます。私なりのふんわり幸せエルリを書いたつもりですが、まだ見れないという方はご注意ください。
    親リ/原作軸(団長‪✕‬兵長)***

    夏のある日の朝。調査兵団団長エルヴィン・スミスは、平野を一人馬で駆けていた。

    非番であった昨日、いつものように執務によって一日を潰してしまい、それを知った幹部達から叱咤され、半ば強引に今日のお使いを頼まれてしまった。
    行き先はここから近い工場のある街。名目は次の巨人捕獲作戦に使える物があるかどうか、だが。この辺りにそういった物はないというのは既に承知の上だ。
    『ついでにお酒とおつまみでも買ってきてよ。のんびり馬でも走らせておいでー。気分転換になるよー』
    そう言って送り出そうとする仲間達の笑顔に、都合良くも急ぎの書類はなく、まぁ半日くらいはいいかとエルヴィンは笑顔を浮かべ、お使いを了承した。

    街までは馬を走らせ約二時間。調査兵団をよく思わない者も多く、服装は白の長袖シャツとズボンの軽装姿で、団長の証であるループタイもない。
    13317