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    そらみそ風味

    九慈さんが深夜飯をしただけの話「ふぅこれで、一段落だな。」

    そういいながら軽く伸びをする。作業のお供にと用意されたコーヒーは冷めきっていた。時計を見ると2時をまわっていた。急ぎの作業は済んでいたため、このまま寝室へ向かおうとした。しかし、彼の腹の虫が小さくしっかりと鳴いたのだ。

    「腹が…減った…」(井〇頭五郎風)

    キッチンのほうへと移動し物色する。めぼしいものはなさそうだった。それならばなにか簡単なものを作ろうと九慈は考えた。そうだあれを食べよう。

    「久しぶりな気がするな」

    九慈さんの!深夜飯クッキング〜!

    材料
    いつもなら絶対に買わないがたまたまスーパーで安くなってた某レトルトカレー…1箱
    冷凍のうどん…1袋
    薄めた麺つゆ…適量
    バター…適量
    福神漬け…お好み

    うどんを解凍します。終わり次第お好みのお椀に水を切ってから乗せましょう。カレーを電子レンジにかけましょう。カレーと麺つゆを入れます。バターも入れます。最後に福神漬けを適量いれれば!完成!まろやかカレーうどん!

    「中々の出来だな。いただきます。」

    そう小さくつぶやくと、お椀を持ち上げ移動せずに食べ始めた。汁が飛ばないように慎重に啜る。バターのお陰でカレーにこくとまろやかさが増している。入れすぎには注意だな。福神漬けはあったから入れてみたもののいらないかもしれないな。これはご飯だから合うものなのかもしれない。ネギを用意するのを忘れたな。次回はネギを忘れぬようにしよう。

    そんな風に心の中で食レポをしていると扉の先から静かな足音が微かに聞こえた。気付けば、先程まで付いていなかったはずの灯りが付いている。ひたりと足音が止むと、ガチャリと扉が開かれた。

    そこには同棲中の三宙が立っていた。

    「ん、九慈さんなにしてるんすか。」
    「深夜飯をしているのだ。三宙こそどうしたんだ。」
    「なんか目が覚めちゃったんで、水飲みに来たんすよ」
    「そうだったのか。静かにしていたつもりだったがすまない。」
    「いや、眠りがちょっと浅かっただけなんで!それより!何食べてるんすか〜なんかカレーっぽい匂いがしますけど」

    話しながら近づいていた三宙は九慈の持っているお椀に視線を向ける。するとなぜか驚いたように顔とお椀を交互に見た。

    「え!これまさかカレーうどんすか?ここはラーメンとかが定石なもんだと思ってたんですけど!カップ焼きそばとか!(偏見)ほらよく皆ペ〇ングとかUF〇とか食ってるじゃん!カレーの匂いがしたからまさかと思ったけど…………」
    「メタい発言だな…。そんなに驚かれるとは思わなかったな」
    「まぁ、驚きはしたんすけど、カレーうどん美味いですもんね!あ〜オレもなんか食べたくなってくるな!我慢我慢。」

    三宙はそう言いながらコップに水を汲むと、それをコクリと飲み干す。

    「九慈さん、早く寝てくださいね?睡眠は沢山の役割があるんで、大事にしてくださいよ?オレはもう寝るんで!おやすみなさい!」
    「ああわかった。おやすみ」

    寝室に戻っていくであろう三宙を見届けてから、残りのカレーうどんを胃の中におさめた。しっかりとカレーも残さずに平らげる。空になったお椀を汚れが残らぬよう丁寧に洗うとカゴにカタリと立掛けた。

    「さて歯を磨いたら寝るとするか」
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