「ケープ振り合うも多生の縁」孵化胸が弾むようなものを見つけてもだれも、同じように見てくれなった。
時間がたつにつれて皆と同じものをみれなかったオレは一人になった。
それでも進んだ先に何かある気がして歩むことはやめなかった。
進み続けた先に、オレの一等星がそこにいた
世界が塗り替わるほどの輝きだった。
古傷があるマンタとともに飛ぶ鮮やかな星
胸のコアが壊れるかと思うほど歓喜と焦がれがあふれた
必死にその星を追った
シャボンシーシャの屋台でオリーブが一服していた。
茂みが激しく揺れ、幼い星が飛び出してくる。
トロ「あー!うぅー??」
キラキラ、らんらんと、追いついた星を食い入る様に見つめる。
レヴ「いらっしゃ…うーん、客ではないな?」
客かな、と振り向いたレヴが傷だらけの幼い星を見てすこし困惑する。
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