🎮️🧪夜遅くまでゲームをしていたライトは、腹が減ってリビングへ向かう。
ふと視界の端に、研究室の扉の隙間から灯る明かりが目に入った。
「……スファレ?」
気になって扉を開けると、机に突っ伏して眠っているスファレの姿があった。
散らかった資料と、握ったままのペン。どうやら疲れて眠ってしまったらしい。
「おーい」
そっと前髪をかき分けると、目の下にはひどい隈。
ライトは小さく眉を寄せる。
「うわ、隈やば。ちゃんと寝ろよ……」
そのとき、寝息まじりの声が漏れる。
「……ライト……」
思わず名前を呼ばれて、ライトの心臓が一瞬跳ねた。
「……なに、おれの夢見てんの?」
思わず苦笑しながら、頭を撫でる。
そしてそっと身体を抱き上げた。
「ベッド連れてってやるか〜」
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