慕っていた兄の死を次に近い存在だった奴に聞かされ、更に奴自身が仇だと言われ、悲しむ間もないまま復讐の炎を燃やした。兄を失った悲しみを分かち合える唯一の繋がりも憎しみきれない奴しかいない。
後に前を向くことができるとしても、もしかしたら兄の最期に最も近いその手に縋り涙を流してしまいたかったことがあるかもしれない。

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