BEST FRIENDS!!【マホロア】
「……ア。」
買い出しの帰りに、友人と楽しそうに喋るカービ
ィを発見する。談笑する姿は、ボクには、どこか別の世界のもののように見えた。
もしも、ボクが、普通のトモダチだったらあの中にいられたのだろうか。あの時マスタークラウンではなく、カービィを、選んでいれば、今頃。
「ヘイヘーイ、何ボサっとしてんのサ!」
「ウワ!?ビッッ…クリしたァ……。」
突然背後から声をかけられる。現れた旧友…マルクに思いきり蹴られた後頭部をさすりながら振り向いた。
「油断してんのが悪いのサ。で、どうした?」
「マルクには関係ないデショ。」
「まぁなー。からかいたいだけだし。」
ホントコイツ性格悪い……。
「マホロアとマルクって友だちなんだね!」
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