熱出た―銀星が熱出た場合―
「銀星、今日は休みだ」
「はい…え、ケイあなたは」
「だまって、お前は寝ておけ」
「はい……」
ケイは簡単な卵がゆを作ってくれた。
「口を開けろ、とりあえず食べない限りは治らないぞ」
「はい……」
そう甲斐甲斐しく看病された。
夜ー
「ん…だいぶ下がったな、口を離せ」
熱が計り終えたので、口から体温計を離す
「あ、ありがとうございます何日も一緒に居てくれて…」
「当たり前だ、それよりようやく熱が下がったんだ。もう良いな……」
そうケイは至近距離で銀星を見る
「はい…もぅ我慢できません」
「ふ…明日まで休みをとってある。今宵は存分にお前を味わってやろう…」
終
―ケイが熱を出た場合―
「ケイ、どうしたんですか?大丈夫ですか!?おでこ熱い……熱計りましょう」
銀星はあたふたしながらも救護箱の中にある体温計をケイ咥えさせる。
「俺ちょうどやすみなので、なにか欲しいものがあれば買ってきます」
「よい、銀星。お前に熱を移す訳にはいかない」
「嫌です、治るまでは俺がそばにいます。」
銀星はケイにお粥を作ってくる。
「熱いので、ゆっくり食べてくださいね」
「銀星、お前が食わせろ」
「わかりました、ケイ口を開けてください」
銀星はケイの口元にスプーンを運ぶ。とても照れくさくそうにしている様子がケイにはとても愛らしかった。
夜ー
「ケイ、もう下がりました。今日はゆっくり__」
「何を言っている、1週間何も出来ていないのだ。今日こそはお前を愛す」
「っ……ケイ、まだ病み上がりなので俺が上で動きます…」
―スターレスにて―
「ケイと銀星てさ、片方が体調悪い度にどっちも休んでるよね、なんでだろ?」
そういう真珠に、周りはもうただ苦笑するしか無かった。