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    りかです

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    りかです

    PROGRESS烏天狗×コンビニ店員のパロ。記念日にあげたい!とか言ってたけど余裕で終わらなかったのでとりあえずかけてるとこまでの進捗。これはユキ→モモ←バンのユモバモになる予定だけどまだ万理のバの字も出てない。完成するのかもわからない。オチも決めてない。推敲もしてない。
    「いってきます!」

    誰もいない部屋からは返事をするようにバンバンッと食器棚の戸が1人でに開閉する音が聞こえた。それを聞いてから鍵を閉める。これがオレの最近のルーティンだ。

    徒歩3分のコンビニにスマートフォンだけを持って行く。財布はいらない。別に何かを買うわけじゃないから。むしろ売る方だ。外はもう真っ暗だった。昼間は暖かかったけどそのままの服だと少し肌寒い。でもまあ3分だし。やっぱり近いって最高。色々あったけどこの家に決めてよかったな。

    オレ、春原百瀬は大学に進学するのを機に一人暮らしを始めた。家を探す上でなにを重要視するかは人それぞれだろう。大学からの近さと治安の良さ、家賃、間取り。それらを考えながらいくつもの物件を見ていたら1つの部屋が目に留まった。駅近で破格の家賃。どれだけ狭い部屋なのかと間取りを見たら居間が6畳。独立洗面台もあって窓も東。小さなアパートの2階の角部屋だった。え、良い部屋じゃん。オレはすぐにその部屋の内見を申し込んだ。
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    りかです

    DOODLEモモは少女漫画とかに憧れはするけどこれはフィクションで現実はこうはいかないよなって案外リアリストであって欲しい。ナチュラルにロマンチストなのはたぶんユキの方だろうなと思いながら深夜に書いたユキモモポエムです。
    もしもの話ユキって実は案外ロマンチストだったりする。少女漫画に出てくる王子様みたいな見た目なのにデリカシーがなくて愛想笑いもしない人なのに。でもロマンチストじゃないと創作なんて出来ないのかもしれないって、最近作詞をするようになってから思った。作詞ってまるで銀河みたい。宇宙に放り出されたオレはユキの曲に似合う1番星を果てしない数の星の中から探すんだ。これキラキラしてるかもって選んだ星を地球に帰って見てみると全く光が見えなくて、また選びなおし。でも単純に明るい星を探すだけではダメで、明るくはないけど淡く優しい星がピッタリはまるときもあるから難しい。そうやって銀河の旅人をしているとセンチメンタルになりやすいし。話が逸れちゃったけどユキも創作をする人で、夢想家なんだ。いつだったかな。楽屋の待ち時間かユキの家でテレビを見ながらの雑談だったか、覚えてないけどもしもオレたちがアイドルじゃなかったらって話をしたんだよね。オレはサッカー選手か、それが無理でも働きながら地元のサッカークラブでコーチとか、なんなら教員免許取ってサッカー部の顧問とかしてたかも。作業療法士とかも憧れるけどアレって頭良くないと多分資格とか取れないんだよね?オレには難しいかな、とか。ユキはなんでも似合うよね。普通に作曲家もいいし料理人だって向いてる。楽器屋の店主もいいしバンドマンのヒモでもいい。どの世界線のユキもいいな〜って、オレは大妄想大会を開催してたわけ。それでいろんな世界線を考えたんだけどびっくりするくらいオレとユキが交わる世界線ってなくて。例えばオレとユキが同じ学校の生徒だとするじゃん。オレはサッカー部で毎日練習が忙しくて、ユキは軽音部だったけど部員と揉めて退部してる。バンドメンバーは校内以外のとこから探すんだろう。オレは1つ上の折笠先輩がカッコいいって噂を聞いて、廊下で見かけてほんとだかっこいい、でもチャラそうって思ってそれで終わり。たぶん話すこともなく卒業する。これが三月とかだったら部活の休憩中に甘い匂いに誘われたオレに家庭科部の三月がお菓子をくれてそこから仲良くなる、みたいな想像ができるけどオレとユキって本当に交わらないよなって。だから、やっぱりオレはアイドルがいいなって。オレがユキの隣にいられるのってたぶんこの世界だけだから。オレが少しおどけてやっぱりユキと一緒にいたいからアイドルが1番かな〜って。あくまで
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