ハク「今シーズン1位はハクだーーーーっ!!」
この言葉をもう何回聞いただろうか
毎シーズン1位の俺は今、バトルを楽しめなくなっていた。
敵は故意に回線落ちをくり返し、まともに試合ができた回数も手で数えれるほどだった。
そんな中、俺は間違えてオープンマッチに入ってしまった。
また回線落とされるんだろうな、なんて思っていた。
でも、ここは違った。
イカスポーンから飛び出した瞬間のナイスに、思わず ビクッ となってしまった。
いつぶりだろうか、こんなに元気なナイスを聞けたのは。
いつもは隙が生まれるのを防ぐために言わないナイスを、いつの間にか、俺は口にしていた。
試合が始まるといつも通り前線に駆けつけ、敵を3体キルした。
残るは52ガロンだけだった。
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