ハク「今シーズン1位はハクだーーーーっ!!」
この言葉をもう何回聞いただろうか
毎シーズン1位の俺は今、バトルを楽しめなくなっていた。
敵は故意に回線落ちをくり返し、まともに試合ができた回数も手で数えれるほどだった。
そんな中、俺は間違えてオープンマッチに入ってしまった。
また回線落とされるんだろうな、なんて思っていた。
でも、ここは違った。
イカスポーンから飛び出した瞬間のナイスに、思わず ビクッ となってしまった。
いつぶりだろうか、こんなに元気なナイスを聞けたのは。
いつもは隙が生まれるのを防ぐために言わないナイスを、いつの間にか、俺は口にしていた。
試合が始まるといつも通り前線に駆けつけ、敵を3体キルした。
残るは52ガロンだけだった。
52ガロンだけなはずだった。
勝てるはずだったんだ。
俺は打ち負けた。
52ガロン1人に。
俺は
ゾクゾクした。
どうしてあの瞬間で潜伏に気づき弾ブレのあるブキでジャンプ打ちでしかも無駄なく2発当てれたのか。
知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくて知りたくてたまらなかった!!!!!!!!!
俺は 彼女の事をもっと、もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと!!!!!知りたくなった!!!!
でも、今後、きっと、、きっと彼女は俺がいる戦場には、、来ない、、、来れない。
そう思うと胸が苦しいが、俺は期待に応えなければならない。
試合が終わった後、Xマッチに行くため、ロビーに向かった。
その時ロビーの前に1人誰かが立っていた。
?「あ!さっきのすごく強かったイカさん!よかったらフレンドになりませんか?」
つづく