味玉とデートのお誘い🌹「何作ってるの?」
レンが風呂から上がると真斗はまだキッチンで何かしていた。
❄️「味玉だ」
🌹「味玉?なんで?」
❄️「来栖と行ったラーメンの味玉が美味しくてな、自分でも作ってみたくなった」
ラジオの帰りに二人でラーメン屋に行くのはもはや定番。最近は真斗の中にもおすすめの店ができて来たらしく、たまに音也とも行っているらしい。
🌹「へぇ。美味しそうだね」
❄️「だがまだ漬け込みが足りない。明日の夜までつけておく」
🌹「朝じゃダメなの?」
かなり美味しそうで、すぐにでも食べたいくらいだ。
❄️「ダメだ。それよりも早く髪を乾かしてこい」
🌹「わかったよ」
真斗が折れなさそうなので、レンはしぶしぶ洗面所へと引き返す。
❄️「レン」
🌹「なに?」
❄️「今度ラーメン屋に行こう。きっとお前も気にいる」
珍しい真斗からのお誘い。
🌹「もちろん!来週のバラエティの収録後は?」
❄️「空いている。その日にしよう」