おわりにぜんぶ真夏の夕方。
「うち来る？」
迷子の子猫に話しかけるような声で聡実は問いかけた。
「おっさ…お兄さん、いくつ？」
「45」
「えぇ、見えへん…」
狂児は素直に驚きの声をあげた。
「年下扱いされ続けた結果かな、いつも実年齢より若くみられんねん。結構気にしてんねんけど、一向に追い付かんな年齢に…」
「ええことやん、若いの」
「そうとも言えへん。ほんで、うちくるか？」
「あぁ、えっと…残念やけど俺男無理やねん。ごめんね」
「行くとこあんの？」
「ないねんけど、まぁどっか当たってみるわ」
「見つかるまででもええよ」
「あぁ、うん。」
「いやなら無理強いは出来へんけど」
「ちゃうねん、あんな、男のお兄さんにお礼したくても俺上手に出来へんねん。ていうか無理やねん、さっきも言うたけど。何もせん奴が家におるだけやったら邪魔やろ」

[圣斗士LC][笛卡/蟹师徒/政军/双子]不记得那些过去但未来是可以努力的 第四章 马尼戈特的仓库·[圣斗士LC][笛卡/蟹师徒/政军/双子]不记得那些过去但未来是可以努力的 第四章 马尼戈特的仓库·续 2

就如同阿斯普洛斯预想到的一样，意大利是个极度不适合有目的地调查灵异事件的地方，意大利南部尤甚。
从地摊小报到网络传闻，甚至连市场里的卖菜阿姨，兄弟俩都混了个脸熟，却在调查了整整一周之后依旧一无所获。
“会不会馆长这次的占星出了什么差错啊？”
连德弗特洛斯都不由得怀疑起来。
“不太可能，虽然馆长总是神神秘秘的，但这方面格外靠谱。剩下的这个目标看来会很难搞。”
阿斯普洛斯整理好自己的衣服，又抬手帮弟弟拉了拉皱起来的衣领，两个人再一次出了门。

坐在咖啡馆里，阿斯普洛斯一面喝着浓缩咖啡，一面翻开八卦小报查看有没有什么漏掉的灵异事件还没去调查。而德弗特洛斯正看着窗外来往的行人，嘴里咬着第二个帕尼尼。