六月の花嫁　お式に呼ばれた。お葬式とかではなく、結婚式に。
　自宅のポストに淡い桜色の封筒が届いたのは、まだ肌寒さが残る春のはじまりだった。

「……てがみ？」

　柔らかな色をたたえた封筒の、おもてに並ぶ文字には見覚えがある。中学と高校時代を一緒に過ごした親友の手書き文字だった。見間違えるはずはない、彼女に似た端正な字。ここ数年は流行りの感染症のこともあって、ちっとも会えずにいた友人のひとりだった。
　電話番号だってメッセージアプリのアカウントだってお互い知っているのに、わざわざどうして。思いながら封筒をひっくり返してみれば、見知らぬ男性のなまえの隣に、思い描いた女性のなまえが連なっている。

「えっ、結婚するの、あの子！」

鬼缠②鬼攻宰

咚咚咚——

“中也，起床了没？”是中母在敲门。

中也恍惚间从深眠中脱离出来，起身的动作有些快，牵扯到了后面某个不可言说的地方，疼痛和酥麻感一瞬间像电流一样窜过他的脊背，身上像是被卡车碾过去一般，浑身酸痛，他下意识惊呼一声。

“中也？”外面的敲门声还在继续。

“妈，我刚醒，马上就起床。”中也音量拔高，早晨的声音带着沙哑，回应了在外敲门的中母，后者听到了儿子的回应，敲门声停下了。

中也坐在床上，抬手揉了揉发酸的肩膀，向下碰到后腰的时候有一种很奇怪的感觉。他想起了昨天晚上的梦，梦里他被一个东西压着，完全不能动弹，那个东西是冰的冷的，还在他身上摸来摸去，甚至还……

想到这里，中也突然脸颊发热，他在梦里，好像被另一个男人上了。可这不是梦吗，为什么他的身上会有这种奇怪的感觉，像是真的被操了一顿一样。