君の宝石「いーっさくーん、また派手に力使ったらしいじゃん」
「遅かったな不法侵入者」
「俺だって暇じゃないんですー」
そう言いながら玲司は器用に窓から部屋に入ってくる
それを見て一紗は読んでいた書物を閉じ、近づいてきた玲司の胸ぐら掴み唇を塞いだ
「早急じゃん」
「俺に手出す許可出してやってんだ、さっさと回収していけよ」
「はいはい、まあ役得と思ってさせてもらいますよーっと」
一紗がソファに座り玲司はその一紗を押し倒した
少しだけ見えていた胸元の石を露出させなぞるように触れる
「やっぱ力使うと広がるね」
「みたいだな、使いすぎたら宝石になるのかもなぁ?」
「それは流石に嫌だし、冗談に聞こえねぇって
…つーかこんなけ広がるほど無茶すんなって何回言ったらわかってくれんのかなー?」
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