漫画にしようと思ったけど長すぎて一旦文字供養メモRPGバージョンのngro 前までは1人で旅してたけどある時賢者ngを見つけてからは一緒に旅をするようになる　賢者ngの口癖はめんどくさーい、つかれたー、などなど基本的にやる気0なので『いざって時コイツのことは俺が守ってやんねーとな』と思うro
そんなある日いつも通り冒険をしてちょっと休憩を…と歩き疲れたであろうngにたくさんの商品やお金などが入ったカバンを見てもらう事にして自分は次の行き先を確認するために見晴らしのいいところへ歩いていく　次の町を確認したところでngのところへ戻るとなんと盗賊に絡まれてしまっていて、俺の宝物に何してんだと走り出したところでこちらに気づいていないngが真顔で持ってる杖振りかざしながら物理的にぶん殴って盗賊を次から次へと倒していき思わず大丈夫かngより「そこは攻撃呪文使えよ」が先に出てしまい、物理で盗賊を倒していくngにツッコミ入れながらも同じく盗賊をぶん殴って倒していくroのngro()

いつも通り賢者ngと次の街目指して冒険をしているとngが急に「お前誰」と言うのでなんのことかわからず振り向くとおかっぱの知らない人がroのリュックに手を伸ばしており、ngに猫みたいにつままれたその人は「およょ」などと言いながらきょとんとしてる　すると草むらから「bcr〜ったく、どこ行って…b〜c〜r〜おーい返事しろー」と声が聞こえてくるとngにつままれたソイツが「isg〜こっちこっち商人発見大発見ちなみに俺今捕まってる」と返事すると「は捕まってるなんで…引き留めてるじゃなくて」としばらくするとガサガサと草むらからisgと呼ばれた人が出てきてつままれたbcrを見て「…お前、何やってんの」と言う
お互いに自己紹介をし、bcrは盗賊だけど別にroのリュックからなにかを盗ろうとしたワケじゃなくて、ただroの肩をつつこうとしたところをngにつままれたと言う　実際にbcrと一緒に旅をしている勇者isgは武器を買えるくらいのお金は持ってたし、商人から武器を買おうとしてたのもisgだし、探すのを手伝ってたと言うbcrも嘘をついてるような感じもしないし物は何も盗られてないからまあいっかと思うro それよりも武器を探してる勇者に出会った今が商売チャンスと思い、自分が販売している武器の紹介および求めている武器の聞き出しなどそれはそれはもう上手いこと進めていく　久々の商売チャンスに嬉々としてるroをみて『ro楽そ〜さすが天下の商売人』などと思うng
勇者isgは剣と盾をグレードアップさせたかったが、どちらかのみを購入できるお金しか持ち合わせておらず「流石に足りなかったか…」「俺の足してもちょっと足りないね」と会話をしている2人にひとつ取引を持ちかけてみることにするro 目標の町までまだ距離があり、日数もそれなりにかかるだろうからそれまでの間パーティに入れてほしい、そして護衛+商売の手伝いをしてくれたらどっちかの武器代は無償でいいと持ちかける　護衛に関してはただ守られるのは性に合わないので、ほぼ共闘と変わらない実質はパーティの戦力アップが目的である　isgとbcrからしてもその申し出は非常にありがたく、むしろ俺たちにメリットしかなくないと俺たちからもお願いするよと一時的な協力関係となり、パーティは4人となったが、ngはどこかモヤモヤとしていた
勇者と商人という役職上2人はよく武器などについての話し合いをしていた　今まではずっと話し相手は俺だけだったのに急に出てきたisgにとられたような感じがしてちょっと寂しかった　bcrも盗賊という役職上鍵開けやらトラップ解除などなどに携わるためそういった方向でroとたまにではあるがなんかオススメの武器ない〜？などと話をしていた　ngはといえば、完全呪文になる(※めんどくさいから物理はまた別)ので武器とかじゃなく完全自分の記憶力のみになってしまい武器トークに入るのもなんだか違うしなにより真剣に商人として武器を勧めるroの邪魔だけはしたくなかったそんなある日、いつも通りを過ごしているとbcrとは全く違った盗賊に出会う　しかし今回の盗賊に至っては簡単には倒せないどころかレベルは相手の方が格上、前線で戦うisgを含めbcrもroもダメージを受けてしまう　回復呪文を唱えつつ攻撃呪文も唱えるが、相手の攻撃の方が先に届いてしまい回復をしてもすぐにこちら側の体力を削られてしまうほぼループの状態に陥ってしまう　そんな時roが不意打ちを受けてしまい通常のダメージよりも大きくダメージを受けてしまう　それを間近で見てしまったngは膝をつくroに駆け寄り致命傷だけは避けているのを確認した上で「ごめんro ちょっとだけ我慢してて」と言い、前線で戦うisgとbcrに「そこ退いて」とだけ声をかけてこちらを見た2人は何かを察して素早く退くと、すかさず応用の攻撃呪文を唱え盗賊を一掃する　一掃したのを確認した上で素早くroの元へ戻るも、痛みから気を失ってるのか返事のないroを見てゾッとする　どうしよう、俺が回復よりも攻撃を優先したからroが…と思考がグルグルしてしまってるところにisgが「ng回復まだ間に合う」と言われハッとし回復呪文の中でも高度な呪文を唱えてながら『ro…絶対に助けるから』と強く思う

その後bcrが見つけた空き家に身を隠し、しばらくすると眠っているroから小さく「んぅ…」と声が聞こえて目が覚める　ぱちぱちと瞬きをして「…ng」と名前を呼ぶroを見てドッと安心が込み上げたのかちょっと泣きそうになるng 「…よかった、ちゃんとroだ」と言うのでちゃんとroってなんだよと笑いながら痛みがないこととか空き家にいることから多分ngが治してくれて空き家はisgかbcrが見つけてくれたんだろうなと思う　ベッドの横に置いた椅子に座りながら何も言わなかったけどぎゅっとroの手を握ってるngを見て心配かけたんだなぁと「ごめんなng、心配かけた？」と聞くと「…うん、すごい心配だった、けど謝らないでよ　roが目覚ましてくれたならそれでいい」と言う　「そっか、いろいろ迷惑かけ…いや、そうじゃないよな…ありがとng、ほんと助かったよ」「ううん、roのコトちゃんと治せてよかった」とやりとりしたところで「そういえばisgとbcrは？」と聞かれて「あー、なんか食べ物調達してくるとかなんとか…」と言うと「食べ物？食べる物なら俺のリュックにあるのに？」「ほら、roのリュックだし勝手に漁るのは気が引けたんじゃない？」「あー…bcrは1回お前に捕まってるしな　2人が戻ってきたら漁っていいって言っとくか、まあ料金は取るけど」「ちゃっかりしてんね」「そこは商売人魂が熱いって言えよ」とやりとりをしながら『本当はあの2人、俺を気遣って出て行ってくれたんだけど…』とroの容体が安定したのを確認した上で、食料探してくるという建前でroと2人きりにしてくれた2人には感謝…しようと思ったけど元はと言えば武器トークでroのことを占領してたのは2人だしまあこのくらい当たり前だよねとroが目を覚ましてコトでちょっと強気になるng 2人が戻ってくるまでは今まで話できなかった分いっぱいroに甘やかしてもらっていっぱい話して足りてない分を埋めてもらおうと思うngのRPGのngro話