芸能パロビマヨダ 特撮ヒーロー番組。
主な視聴者層は男児で、日常を過ごしながら悪者と戦う変身するヒーローは子供たちの憧れである。
当初は子供たちが見るのならとアクションをメインにしていたので話の整合性が取れていないところがあった脚本に変化が訪れたのは、視聴者家族の生活リズムの変化にあった。時間に余裕が出来たことで子供と見る保護者が増え、それならばと脚本にも力を入れたストーリーは好評となり、それは特撮ヒーロー番組の転機となったのだ。
『パーンダヴァファイブ10周年記念シネマ撮影スタート』
この見出しが目に入ったとある青年は、夢でなかろうかと淹れたばかりのコーヒーを飲んでみた。とても熱くてしかも苦い、砂糖を入れる派なのに忘れてしまったようだ。忘れた上に苦いというのを自覚したならそれは夢ではなくて、 青年は急いでタブレットを開いた。
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