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    nibiixx

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    nibiixx

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    RUパロ長編の続編、第十話です。時期は長編の 半年後です。
    引き続きばちばちしている話。今回はCPはshym、CPというわけではありませんがhisiっぽいとこもあります。

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    recommended works

    ユズだったり味噌だったり

    PAST【DDDA】目指す背中〜ヴェルside〜
    友人がDDDAの自主従のSSにヴェルさん登場させてくれて、それがとてもニコニコしたので、そのヴェルさん視点を勝手書いたやつ…!文章で表現するの、慣れてないので、アレなんだけどテキスト投稿のベータ版ができたので、テストで。
    「……どうしたらそんなに強くなれるのかなって」
    そう言って、アディは真っ直ぐヴェルファイアを見上げた。

    それは、街道にたむろしていた、ゴブリン共を屠った後のことだった。
    アディは、最近ヴェルファイアが雇われている覚者だ。まだ幼さの残る少女で、最近覚者になったばかりだという。
    彼の主と比べれば、感情表現は希薄だが、真っ直ぐなまなざしをした少女で、最近剣をにぎったばかりだというのに、どんな敵にも臆することなく飛び込んでいく。
    それが、彼女のメインポーンのウィスタリアからすれば心配の種のようだが、これから経験をつめば、そこらの兵士には負けない剣士へと育つだろう。
    そう、思っていたのだが……思いがけない問いかけに、ヴェルファイアはまじまじと、アディを見る。

    「どうしたら──それは強くなる手段ということですか?」

    質問の意図を計りかねて、ヴェルファイアは問い返した。

    「うん、まあ、そうかな」
    「覚者様は女性ですし、筋力や体格から見ても私と同じようにというわけにはいかないでしょう」
    思ったままを応える。

    「ま、そうだよね」
    そう応えると、アディは少し肩を落とした。

    ……がっかりしたのだ 1734

    siromisouemon

    TRAININGまた後で付け足したり改行加えたりして読みやすくしたい下書きSS
    短かめ、おおあいXmasデート
    付き合って体の関係ある前提。ツイッターで呟いてたネタを膨らませました。
    今週、LO組のカットなかったので自給自足。
    久しぶりに明日の休日練習は免除された。
    手早く帰り支度を済ませて部員のみんなと別れ、二人で校門まで歩いている途中、藍方は珍しく意を決した顔の大黒に声をかけられた。
    「明日、公園の……クリスマスイルミネーション、観に行きませんか」
    藍方の顔が驚きで固まる。大黒からデートの誘いは初めてだった。大黒は藍方が自分の誘いに乗ってくるのを期待して身動きせずじっと待っている。
    藍方は頭の後ろで腕を組んで、ちょっと上空を見上げた後、大黒に
    「明日、なあ……夕方頃にオレから連絡するから出かける準備だけしといて」
    そう言って、自分の家の方向に向かって大黒を残し立ち去ってしまった。
    残された大黒は藍方が決死の覚悟で挑んだ自分の誘いに素直に頷いてくれなかったことに
    ショックを隠しきれず、道端に立ち尽くした。
    てっきり自分たちは付き合っているんだからクリスマスイヴという恋人同士の為に用意された絶好の機会に自分と過ごすことを快諾してくれると思っていた。
    恋人同士だから、二人で寒空の下で手を繋ぎ、夜景スポットを見た後は食事して、二人で過ごすのがスタンダードでお約束じゃないのか?自分の考えたベタなデートが気に入らなか 2402

    たまの

    SPOILERここにいるよああ、これが、俗にいう「桜にさらわれる」ってやつかぁ、なんて。あたしは思ってたんだ。

     この冬は色々あって。
     ……ホント、説明が難しいくらい色々あって。
     ケンが、たまに遠い目をするのは、今に始まったことじゃないんだけど。
     その原因を、事件を、あたしと亜己ちゃんは目の当たりにすることになって。
     あたしじゃどうすることも出来ないんだなって。大事な同僚なのに、苦しんでるの分かるのに、ただただ自分が無力で、痛いくらい。
     今でも、思い出すだけで苦味がこみ上げる。でも、ケンにとってはきっとそれ以上の苦しみだったから、あたしはもう、何も言えなかったんだ。
     亜己ちゃんが背中押してくれなかったら。
     あたしは押し黙ったまま、潰れてたかもしれない。ここにいるよって。あたしここにいるよって、やっと言葉に出来て。ゆるやかに、氷が溶けるみたいに、あたしたちは日常へ戻ってこれたけど。
     冬が終わりを告げて、春めいた日が続くようになって。
     それでも思い出したように、ひんやりとした気持ちがよみがえる時がある。
     静かに桜を見上げているケンの背中を目で追いながら、あたしの気持ちどんだけ届いたのかな、自信 1172