リーディングライト、朗読劇の話リーディングライト、の朗読劇
個人的な観てる時のやつ。

登場人物
主人公の太洸君。太洸君の彼女(主水さん)
おじさん(佐藤)。太洸君の友達1(主水さん)
太洸君の友達2(佐藤)。
そしてドアマン(主水さん)

おじさんと太洸君、彼女の3人でお話を
する場面で彼女の主水さんがおじさんが
「わからない...」と言った時、
...わからないんだ？」と彼女が言う
シーン、紡がれしを思い出した...
紡がれ佐藤とドアマンの会話で、
「わからない...」「...わからないんだ？」
というのがあった気がする。
(違ったら申し訳ない)この2人に
言わせているのはおぉっと思った。
箱ｼﾘｰｽﾞは朗読劇だけど、途中少し
動くところがあって、その時
ミステリアスが流れながら動く様子が
まるでエレベーターの中の様子を
人形のように再現しているようにも見えた
ドアマンベルボだった。
(これは個人的な見解すぎる⬆️
その時代の本当のその時間に飛ぶ
訳じゃなくて、エレベーターに保管された
記憶と再現ができる場な気がしているだけで
過去は変えられないって勝手に考えてる)
ネタバレになるが、
おじさんと太洸君と彼女で話している所は
後からエレベーターに乗った太洸君が
｢その時そこにいた
かもしれない誰か」(おじさん)になって
会話しているので、
彼女がより再現しているドアマンに見えた。
だから人は違えど佐藤が演じている役に
「わからないんだ？」と問うのは
紡がれを彷彿とさせてにこにこした。
3人の会話は序盤のシーンだが、
あ、紡がれしの要素いれたのかな？って
思ってしまって楽しくなってた。
(これからドアマンさんに
再会できるとも、知らぬ私よ...)

紡がれしのラスト、
「俺...結婚しようと思う」
をもう一度見た気がした。
この台詞は太洸君の友達2(佐藤)が
言っていて、久しぶりに2人を呼び出し
太洸君と友達1(主水さん)に
近況報告をする場面。
何となく、友達2の彼は紡がれ佐藤と
同一人物なのではないかと思ってしまった。
その後、結婚もして子供も授かってて、
今度お父さんになるんだってお話を
していた時、お父さんするんだ！って
嬉しそうに言っていて、
お父さんを、前よりも理解できた
お前がお父さんするのかなって
感じて、もしこれが紡がれ佐藤なら...
と思ったら涙がぽろぽろだった。
本当にもしもだけど、
紡がれ佐藤のその後を見れたんだとしたら
本当に良かったなって思う...。
カンパーイ！から始まるので
お酒を飲んでることがわかると
紡がれの初めを思い出してしまう...
1番結婚が遅そうな人なのにと
言われていたところも、仲のいい友達で、
彼のことをよく知っていたら
出てくる答えでもあるかなって思って、
そんなお前が急に！？ってなったのは
あのホテルでの出来事なんじゃないかなって
思ってしまったな...
ｩｩｧ「ドライマティーニ」だね、紡がれ....

もしそうなら不思議な縁というか...
太洸君も、お友達もホテルにたどり着いた
可能性があるのは不思議な縁だな...とおもう
もしかしたら、私は紡がれし箱と
旅立ちの箱しか見れていないので
わからないだけで、もう1人も
他の箱ｼﾘｰｽﾞの人物だったり
したのだろうか...とも思う。

太洸君が彼女を失って、
日常の喜びに気がついて、きっと
彼女に会いたいと願ったから、
ホテルにたどり着いた。
「当ホテルのご利用は初めてですか？」
という聞き覚えのある台詞が聞こえて、
ドアマンが、このホテルがまだあったと
思えて本当に本当に良かった。
ベルボちゃはわからないけど、
「今、会いたい人は居ますか？」という
台詞も聞けて良かった。
紡がれしで、紡がれ佐藤が扉を閉じたとき、
ホテルの中の時が止まっていて、
ベルボドアマンはカクンッと人形のように
止まっていて、佐藤が扉を開けて戻ると
元に戻った。普通の人間では
無い可能性が高いこと、
旅立ちの箱の時の写真で
ベルボドアマンの帽子と手袋が
置いてある写真を見て、2人が最後だと
感じてしまっていたから、まだ
ホテルはどこかにあって、きっと誰かが
願って予約を入れているのだと考えたら
このホテルが終わったんじゃないと
思えて嬉しかった。


うーん、成哉さんの脚本、好き.....