ルークについてのネタバレ感想例のサバナルーク…ここの話で泣いてしまった…私が特別ルークに感情割いてる理由、ミステリアスだからとかじゃないんだよ。すごく一所懸命で情熱的な子だからってのもあるんだよ。ルークの部屋、多分現実でも壁紙の後ろに推しのポスターとか貼ってあるんだろうけど、好きな事を語るときの人の話は聞かないし多少盲目的な部分がすごく人間くさい。んで、ヴィルと友人にならず、ポムフィオーレにいないのがルークの幸せなのか?ってなった時に迷いなくエペがそうじゃないって言い切ってくれたのがすごく嬉しかった。ルークは確かにネージュのファンではあるけど、二人が仲良く手を繋いでてくれたら、なんて考えてはいないんだよ。ルークにとってヴィル様はかけがえの無い友人であるっていうのは変えようのない事実で、世界一の美をストイックに追い求める姿に多分心から賞賛してた。だからこそVDCの事がずっと心に傷を作ってた。ヴィル様が自分の価値を認められずに堕ちようとした事。ルークにはその手をすくい上げることはできなて、でもその堕ちようとする中でもきっとまた気高いヴィルに戻ってくれるって信じたかったってのもありそう。
VDC編で裏切りって言われてヴィルには「あんたはそれでいい」って言われたけど実はその選択をするのだって苦しかったんだろうな。だからルークにとっての幸せってなんだろうって考えた時に、自分の幸せじゃなくてヴィルの幸せが浮かんだのかもしれない。強すぎる嫉妬がなければ堕ちる事はない。だったらVDCの最後のように仲良く手を取り合っている姿を見られれば幸せか?なんて甘言に惑わされてる感じ。
だからこそエペに言われた、そんな夢の甘言にしがみついてる事こそが最大の裏切りだって言われた時に蘇るエピソードに涙するルークの場面。
自分がポムフィオーレに転寮してヴィルの友人になって近くで見てきたヴィルの苦悩。6章で醜い老婆のような見た目になっても気高く、迷いなく「あたしは美しい」って言い切ったあの瞬間。それから迎えに言った時に何故勝手な事を!って叱りながらも抱きしめてくれた事。
泣きながらネージュとヴィルに矢をつがえて、夢と言う名の裏切りの世界に別れを告げる決意とかもう…泣いた…
サバナルークのグルーヴィ、まじでこんなにルークが色んな事を抱えて悩んで生きてたなんてって思える程にただの18歳の少年だって思い知らされる…
声を震わせて鼻水垂らして、目からドバドバ涙流して、眼の前のヴィルとネージュが本物じゃないって分かってても悪いのは君たちじゃなくて、こんな幻想を願ってしまった自分だってなお自分を責めるのなんなん…ルを幸せにしてやりてぇよ…
ポムフィオーレ3人でめちゃくちゃ楽しいバカンス行ってこいよ…😭