外の匂いがする。
　薄く目を開くとカーテンが大きく揺れているのが見えた。夜なのに風が強いみたいで、閉め損ねた窓がガタガタ鳴ってうるさい。寝直すにしたって、音が大きすぎる。
　俺はベッドから起き上がって窓に手を掛けて、なんとなくそのまま窓の外を眺めた。
　バライの宿屋街は真夜中なのに店先の灯りがついたままで、妙に距離が近い二人組が何組も宿に入っていく。その流れに逆らって出てきた獣人とヒュームがキスをしているのが見えた。冷やかす声も遠慮のない目線も気にしていないみたいに、堂々としてた。ずっと見ていると悪いと思ってなるべく静かに窓を閉めて、ベッドに潜り込んだ。
　眠ろうと目を閉じると、さっきのキスが目蓋の裏に浮かんできた。思わず頬が熱くなって、もののついでに股間も熱くなっていた。馬鹿みたいに影響されやすい俺の悪い癖だ。誰かが親しげに寄り添ってる所を見ていると、どうしても人肌が恋しくて全身にゆっくり熱が回る。

一次メモ
・周囲から孤立した大学生男子が人外に取り憑かれて色々なことをされた挙げ句普通の生活に戻れなくなる話
・セフレだった相手と普通の友達になったあと恋人になる話(獣人で書きたい)

二次
・雨宿りネタ

・新婚旅行(もどき)

・授乳

・ダンジョン(健全)

・漂流

・複数人(ヴェルエクエド、海賊島、バルガイレオ)

作者「ほれ新入りだ挨拶しろ」
一同「また増やしたのか馬鹿野郎」
ボサボサ髪の青年と右腕を三角巾で吊るした青年が立っている。
？？？「なにこの集まり」
？？？「大学あるから帰りたいんだけど」
作者「あともう二人いるけど一人スケジュールが合わなくて一人はプロレスの試合中にキンタマを粉砕されたから今日は不在だ」
狐「キンタマ粉砕って・・・」
屍「なんでまた作ったのさ？」
作者「一つは前々から考えていたのともう一つは昔見たドラマを思い出したから。で、後の二つは急な思いつき」
？？？「どうも～喪失で～す。記憶喪失になっちゃいまして」
？？？「僕はスペです・・・」
八尺「スペってどう言うこと？」
スペ「作者が好きなドラマからとったみたいで」

新刊設定案◆三井家◆
家：東京寄りの神奈川県にあるちょっと広めの一戸建て（三井家実家）
車：ワーゲンのミニバン（5人乗り）

パパ・寿（29〜30歳）
外資系スポーツメーカー日本法人の営業担当リーダー。
英語能力はそこそこなのに本国社員との渉外能力に定評アリ。
実業団で活動していたが現在は引退して仕事と家庭第一（練習は時々見に行く）。
同社開発部所属の松本君とは大学時代からの腐れ縁。
最近の悩みはアンナがあんまり名前を呼んでくれないこと。

ママ・アンナ（26〜27歳）
保育園の管理栄養士。
育休中も新しいレシピの考案や献立表のイラスト練習などキャリア維持の努力を惜しまない。
4歳児と0歳児の育児に追われつつも、夫や母親のサポートを受けつつ奮闘中。