ハロウィンの夜と血年に一度ではないが日本の渋谷が地獄と化すこの日・・・
ハロウィンだ・・・毎日のように会社に行って残業してる俺には関係ないと思ったが
ひさしぶりに定時退社出来た・・・うれしいものだ・・・
ただぁ~・・・あの中には行きたくない・・・
わぁーきゃぁーと若者が騒いでる中を歩きたくない・・・
あんなかにはげろと糞なんかが飛び回ってるんだろうな~
「はぁ~」
っとため息をつきながら裏路地を歩いていると
「お・・お兄・・・さん」
声を掛けられた・・・はず
だってだって周りには誰もいないわけよ・・・
あれ?誰もいないはずなのになんで・・・話しかけられた・・・?
確か・・・起源をたどるとハロウィンにはゴーストやゾンビが出てきて
それにつれさらわれないようにするために仮装するんだよな・・・
まじもんか・・・?
恐る恐る後ろを見ると・・・
女がいた・・・でかいなにがとわ言わんがでかい
なにがとわ言わんが超ビックサイズ・・・なにがとわ言わん
そうなことどうでもいい何かあったなら助けないと
「大丈夫ですか?」
声を掛けたが反応がない
あわたたしていると割れた瓶の破片で指を切った
「痛っ!」
ちょっとした悲鳴(?)が出てしまったが関係なく彼女を抱きかかえようとすると・・・いや待て・・・?彼女であってるのか?なんかジェンダーレスがどうのこうのとかいう生物学的根拠のない話をニュースで見たぞ・・・まぁ・・・人命救助だ仕方ないねw
脳内でそんな事を考えていると彼女が少し目を開きこう言った
「血を・・・血を少しいただけないかしら・・・?」
驚いてしまった・・・生物とはなんてもんだ
自分が吸血鬼であると思い込み
血を欲するとは・・・面白い!(105連勤による謎のハイテンション)
さぁ・・・我が血を飲みたまえ
これば社畜の俺が・・・後悔した話である・・・