味気ない恋い文ペンを置き眺めて見る・・・
書いたものを消し・・・
またペンを持ち走らせる・・・
これを何度も繰り返し・・・何度も何度も・・・何度もやったが納得できない
これを最後にしよう・・・
ペンを走らせた・・・
一番上手く書けた・・・最高傑作だ・・・
初めて恋い文を書いた・・・明日渡そう・・・
俺が渡した恋い文に対して君の一言
「味気ないね」
・・・その時の君の苦笑いは忘れなれない
きっと・・・きっと・・・もっと・・・もっと綺麗に書かなきゃ・・・
もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと
もっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっともっと・・・綺麗に書かなきゃ・・・
その後俺はロボットのように描き続けた・・・より綺麗により綺麗・・・
俺は味気ない文を書き続けた・・・