ひみつのにっき----------------------------------------------------------------
○○○○ ▶月■日

付いてくるアイツの子供が。
ずっとべったり
寝ている時も手を握って来るようになって
気持ち悪かった。

どうしたらいなくなってくれるかなって
考えながら学校に行ってたら
登校中にタイヤの着いた椅子に乗っている
モンスターがいた。

すんごく吐露臭くて、
行列ができてて
周りも鬱陶しそうにしてた。
なかなか下駄箱まで行けなくてウザかったんだけど、
その時はっと閃いたんだ。

あのモンスターは足が動かないから
あんな不便な椅子を使ってた。
なら、アイツもそうしちゃえば
俺に付いてこなくなるって。

酷い捻挫とかだと
1週間位で歩けるようになっちゃうから
その度、コケさせるのも面倒だ。
足の骨を折るのが1番いいと思う。

帰って晩飯食ってすぐ実行した。
ここは3階だから下手したら死んでしまう。
だから2階の食堂横の吹き上げの所で突き落とした。

ちゃんと両足から落ちたみたいで
右足と左足がパンパンに腫れてたのを
上から確認した。

大きな音がしたし、
1階は大人がいる部屋があるから
直ぐに集まってきた。

まだ起きてるのがバレて
また怒られたらうるさいだろうから
足音を立てないように静かにベットに戻った。

俺は部屋に戻って明日の朝を
ワクワクしながら待った。
久しぶりに1人で寝られて嬉しかった。

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