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    YmLiBItnyo12595

    @YmLiBItnyo12595

    雨と申します。20↑ 23.海灯祭で🔶👹に落ちた字書き。ほぼ壁打ち独り言。基本不在ですがFRMBご自由に。書く💕→🔶👹/他キャラはCP要素🍐。何気ない日常を綴るのが好き。/だいたい全て同じ世界線の幻覚。/fanfic

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    YmLiBItnyo12595

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    『クリスマスの約束』
    無自覚両想いで互いの距離を測りかねている二人が、クリスマスの約束をした話。
    登場人物⇒鍾離、魈、ウェンティ(最後に少しだけ)
    ・注意事項
    捏造解釈設定が多々あります。

    鍾魈版週ドロライ企画に投稿したものです。
    第3回お題①+② 【クリスマス】+【ゆびきり(約束)】

    ■表紙は「装丁カフェ様」を利用させて頂きました。
    https://pirirara.com/

    #鍾魈
    Zhongxiao
    #鍾魈版週ドロライ

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    sayuta38

    DONEしょしょドロライ10回目
    (お題9回目)ホワイトデー
    ホワイトデー「この日に手伝いを頼みたいのだが、空いているだろうか」
     鍾離が指しているのは三月十四日だった。特に何の疑問も持たずに二つ返事で魈は了承し、当日鍾離の家へと訪れていた。
    「朝からすまないな。装具を外して上からこれを羽織り、そこの紙袋を持って俺と共に璃月港を回って欲しいんだ」
    「……承知しました」
     凡人に扮して鍾離の手伝いをして欲しいということなのだろう。手伝いならばといそいそと葬具を外し、身の丈程の長い外套を羽織った。紙袋はいくつも用意してあり、確かに鍾離一人で持ち歩くには大変そうだった。
    「では行こうか」
    「はい」
     璃月港を鍾離と共に歩く。何処へ向かうのかと思ったが、三歩程歩いたところで鍾離が女人に話し掛けていた。魈の知らないただの凡人へ、鍾離は紙袋から一つ包みを渡し手短に会話をした後、別れの挨拶をしていた。そして、また三歩程歩いては別の女人へと声を掛けに行っている。何用で女人へ話し掛け、何用で包みを渡しているのか、魈へ説明がなかったので想像もできなかった。これは一体どういうことだろうか。疑問を口にしたくても次から次へと鍾離は女人に包みを渡すべく声を掛けているので、口を挟むこともできなかった。
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