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    まいか

    えっちなのとからくがきとか進捗とかwebオンリーの展示とかごった煮。
    X離れの波を受けて暫定的に投稿再開しました。

    pixiv→https://www.pixiv.net/users/3646320

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    まいか

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    現パロ。フリーランスの翻訳家と麻酔科標榜医のイゾマルが幼なじみで恋愛結婚してるということだけわかってれば読める短文です。

    #イゾマル

    ビトゥイーン・ザ・シーツ カツンと小さくぶつけたガラスに注がれた淡黄色のカクテルの名前を思い出した途端、連勤の疲れも吹き飛ぶほど目が覚めた。――なんで、なんでなんでなんで!今日って何かの記念日だったか?さすがにそれなら、いくらそういうことに頓着がなくても覚えている……はずだ。この間なんてあまりにも覚えやすいエースの誕生日をど忘れしてしこたま肉を奢らされたので、だいぶ自信はないけれど。
    「この色、お前の髪みたいで綺麗だな」
     まだグラスに口を付けてもいないのに酒精にあてられたかのように紅潮した頬をするりとイゾウの指先が撫でるから、いよいよマルコは悲鳴をあげそうになった。あつい。溶ける。なんで、こんな。もうただの幼馴染だった時間より、結婚してからの方が長いのに。
    「な、なあ、今日って、何かあっ――」
    「特にないが……そろそろお前が足りなくて死にそうだった。って言ったら、診てくれるか? センセイ」
    「〜〜……っ!」
     カウンターを、上階のスイートのルームキーが滑る。その意味を察せられないほど初心ではなかったが、マルコはただただ首を縦に振ることしかできなかった。
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    💒💗💒
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    riza

    REHABILI【rizaのエメ光♀】
    「デートみたい?デートだよ?」
    #この台詞から妄想するなら #shindanmaker
    https://t.co/hckXrMQeba
    これは開き直ったエメトセルク

    いつものミコッテ♀ヒカセンだよ
    ※謎時系列イマジナリーラザハンにいる
    ※実際のラザハン風は多分違うと思う

     まだ土地勘のないラザハンで、ほとんど拉致されるように連れ込まれた店にはウルダハでもなかなかお目にかからないような服や宝飾品が並んでいた。
     彼が選んだ数着のドレスごと店員に任せられたかと思ったら試着ファッションショーの開催となり、頭に疑問符を浮かべたままサベネアンダンサー仕込みのターンを彼の前で決めること数度。
     そういえばこのひと皇帝やってたんだっけと思い出すような審美眼で二着が選ばれ、それぞれに合わせた靴とアクセサリーが選ばれる。繊細な金の鎖のネックレスを彼に手ずからつけてもらったところで我に返ると、既に会計が済んでいた。
     当然のような顔をして荷物を持ってエスコートしてくれるまま店を出たところで代金についてきけば、何故か呆れたように、プレゼントだと言われてしまった。
    「今日なんかの記念日とかだっけ……?」
     さすがに世間一般的に重要だとされるような、そういうものは忘れていない、はずだ。そう思いながらおそるおそる問いかける。
    「私にとっては、ある意味で毎日そうだがな。まあ、奢られっぱなしは気がひけるという 1255

    Starlit

    DONE※6.0メイン前提。※雰囲気で楽しめる方がどうぞ。
    終末を越えてまもなくのエメ光♀。
    私の小説の中では口の悪い雄エメな方。

    「攻めの『嫌なら抵抗しろ』に対して3秒で制圧して『嫌なら最初からこうしてる、分かったか?」と威圧する受け』が書きたかったはず。

    ※エメ生存if

    光の容姿は、身長がエメよりいくらか低い。その他設定なし。
    熱気 自分の呻き声で目が覚めた。身じろぐと体のあちこちが痛んで涙が滲んでくる。どこかがジンジンと熱をもって痛み、脈を騒がせている。
     これが、星の終末に抗った痛みか。全快が保証されているだけでも幸運だ。仲間たちの応急処置のおかげもあるだろう。
     体勢を変えるのを諦めて力を抜くと、片手が何かを握っていることに気づいた。握り直すとそっと握り返される。そちらに目を向けると、月明かりの透けたカーテンの前に影があった。金の双眸が浮かんでいる。きらりと揺れてこちらを窺っている。
    「エメトセルク……?」
    スツールを寄せて影が近づいた。静かに息を吐く音が聞こえ、もうひとつの手が重なってきた。
    「いるの?」
    一瞬、彼は星海に還ったはずではと過った。わたしはまだ[[rb:夢現 > ゆめうつつ]]だったのかもしれない。
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