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    とらくた

    @tracta0227

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    柱稽古編のらくがき感想
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    とらくた

    MAIKING12/24にクリスマス漫画をできたところまで展示予定だったのですが、予定を変更して🔥🎴小説の進捗を載せたいと思います。こちらは長めに展示しておきます。
    漫画がったように仕上げられず、すみません。
    展示予定だったものは25日以降に上げたいと思います!

    以前Xで呟いた博物館に🔥さんの羽織が展示されている転生現パロです。
    🔥さんは博物館学芸員で前世の記憶あり。🎴は学生で記憶がありません。
    展覧会の炎その博物館には炎がある。
    厳密には、博物館の外れに建つ鬼狩りの資料館に展示されている。

    炎は羽織の形をしていた。
    真っ白な羽織の裾には、燃え盛る炎の如き朱色の紋様があしらわれている。
    薄暗い展示室で照明を浴びたそれは、淡い光を帯びて静かに佇んでいた。
    まるで絶えず炎が爆ぜているような、力強さを内に秘めて。

    そんな羽織をガラス越しに熱心に見つめる少年の姿があった。
    竈門炭治郎。幼い頃から足繫く博物館に通い、今年17歳になる。
    6人兄弟の長男で、毎朝早くから家業のパン屋を手伝っている。しっかり者の高校生だ。
    キャプションに「炎柱の羽織」と記された展示物は、炭治郎にとって縁もゆかりもない誰かの私物らしかった。けれど、幼い頃にそれを見て以来、炭治郎の心には確かに炎が宿っている。
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