「もちさん乙で〜す」
「うっざ!葛葉だってボロ負けしてたじゃん」
「最弱王に言われたかねぇっすよ」
「うぜぇぇぇ。次は僕の芝生で戦ってもらうからね。覚えてろよ」
「その時も俺がコテンパンにしてやるっすよ!」
「威勢だけは一級品だな」
「んふ、んははっ!」
「ふわっち?」
葛葉とがみがみ言い合いをしていると、後ろから軽やかな笑い声が聞こえてきた。ふわっちは彼特有の大きな手で口元を抑えながら上品に笑ってる。いつもは体を痛めないか心配になるぐらい仰け反って笑っているのに。珍しいな。
「なかよしっすねぇ2人とも」
「?頭イカれた?」
「どうしたのいきなり」
「いやぁ、ねぇ」
まだくすくすと笑いのツボに入っているふわっち。何がそんなにおもしろいのか分からず、僕と葛葉は顔を見合わせて首を傾げた。
やっぱりふわっちって不思議だ。