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    tizyoutoumikmt

    たんれん大好きはぴえん厨。

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    tizyoutoumikmt

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    ※たんれん。
    ※おなくなりになられてます。
    ふと、たんくんのじゅみょうについて考えて
    痣とかも考えたけど個人的な…来世への辻褄合わせでぽちぽち

    文章難しい。
    絵も難しい。

    中途半端なので
    両方とも遊びたいですw

    らいせをまちわびる。気付いた時にはここで君を待っていた。
    毎月君は花を供えに来てくれた、時には妹と時には友人と
    …君は毎月花を供えに来ては話をする
    誰かに会った話や出来事、美味しかった物話など身振り手振りで話して聞かせた。
    一通り話し終わるとそっと息を吐き
    「またあいにきますね」そう笑う
    『またおいで』聞こえないだろうが俺はいつも君へと言葉をかける

    毎月違う花を持って訪れる君の話を心待ちにしては
    「またあいにきます」の言葉に『またおいで』を繰り返す
    いつか消える存在として留まるなら
    自分から君に会いに行くのも考えた…しかし


    「またあいにきます」
    そう告げる君の言葉が俺を留めた


    か細くなった君は「またあいにきます」そう言うから
    …俺はずっとここで君を待ちわびる。

    待って
    待って
    待ちわびても
    君が訪れなくなった。

    君が床に臥せたと妹が泣きながら話に来た。
    ここで君を待つ続けても君は来ないというのなら

    先にいってしまおうか?
    ここにいる理由はない
    ここにいる理由はないのに

    また、ひと月。またひと月…
    時がは流れても君はこない
    それでも君の言葉がここに留める。


    「君はあいに、こないのか…」
    「いえ、愛にきました、煉さん」


    聞きなれた柔らかいその声に
    君がきてしまったのかと思い知る
    ゆっくり顔を向けると
    本当に、お待たせしました。と花を手向けに来ていた君が笑う

    「もう来てしまったのか?」悲しくて問いかければ
    言うと思いました、でも本当に全うしたんです
    問われるのを解っていたように君が答え
    心臓の上に手を置き

    「あなたと同じ年まで生きました、もう十分です」

    これで、同じ年ですね?楽しそうに笑いながら
    君が俺の手を取り歩き出す
    あれだけ頑なに留まり続けた場所から足が離れるのは
    なんとも不思議な感覚でふわりと降りた地面を君の隣で歩き出す

    「君を待ちながら俺も年を重ねている」
    「え?!…同い年に、なれませんか?」

    君はどれだけ同い年にこだわるのだろう?
    悲しそうに肩を落とす姿に悪いコトでもした気持ちにはなるが
    事実は変わらない…君を待つ年月ずっと俺は、会いにくる君を、愛していた。

    …それがなると言う事になるのじゃないか?そう告げると
    犬か猫が毛を逆立てるようにわしゃりと色めき出す
    これは踏んではいけないことだっただろうか?少し距離をとろうとしてみるが
    俺も君の手を、君の俺の手を離さないから距離は開かない。


    「竈門少年」
    「はい」

    「来世では同い年になれるといいな」
    「…っはい、来世でなりましょう!!!」



    【おしまい】
    よく「愛に来ました。」と打ち間違えるので…そこから始まった妄想(笑)
    炭君をずっとお墓で待っていた煉さんと
    生前からいきまで待っていてくださいねって念を押してく炭君

    来世で同級生になりました。
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    recommended works

    Tari

    DONE相互さんのお誕生日祝いで書いた炭煉小説です。
    なんにも起きてないですが、柔らかく優しい情感を描きました。
    水温む 下弦の鬼を斬ったときのことだ。そのときの炭治郎には、実力以上の相手だっただろう。常に彼は、強い相手を引き寄せ、限界を超えて戦い、そして己の能力をさらに高めているのだ。
     そのときもそうやって、とっくに限界を超えたところで戦い、そして辛くも勝利した。最後の最後は、満足に身体が動かせなくなった彼のもとに、煉獄が別の任務から駆けつけてくれ、援護してくれたのだ。
     我ながら、悪運は強いと思う。こうして柱に助けてもらったのは、初めてではない。普通なら、とっくに鬼に殺されていたところだ。
     煉獄がほかの柱と違ったのは、彼が炭治郎の戦いを労い、その闘志や成長を率直に喜んでくれるところだ。
    「見事だった、少年」
     そう言って微笑んだ顔が、それまでに見たことのないような、優しい表情で。父や母の見せてくれた笑みに似ているが、それとも少し違う。多分この人は、誰に対してもこんなふうに微笑むことができる。それが家族や恋人でなくても、等しく慈しむことができる人なのではないか。限りなく深く、柔らかな心を、その匂いから炭治郎は感じ取った。
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