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    ハルナスビ

    気が向いたらヘクマンを書いてます

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    ハルナスビ

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    ヘクマン予定だったヤツ
    女の子になりました。
    キャパオーバーになってるファンのマくんを考えるの楽しいです

    その頃、部屋に連れていかれたマンドリカルドは混乱を持て余していた。それもそのはず、彼のベッドに辿り着いたヘクトールは自分が座ると、その膝の上にマンドリカルドを乗せたのだから。


     「…えっと……ヘクトール、さま?」


     恐る恐る顔を上げて斜め上にある顔を見つめる。いつもより遠く感じるその顔はとても穏やかだった。


     「ん?どうした?」


     そっと髪を撫ぜられて顔の緩むマンドリカルドだったが、ふと我に返ってその顔を青ざめさせると慌てだした。


     「…いやいやいやヘクトール様!?おおお、降ろしてください!」


     「はいはい暴れないの~」


     「ぐうっ」


     簡単に抑え込まれる。元々のステータスでさえ筋力差があったのに、女になったら敵う訳がない。気がついたらヘクトール様の膝に向かい合わせで座っていた。

     (は?え??なんだこの状況。ヘクトール様の上に?乗ってる??あーさすが大英雄俺なんかが乗ってもびくともしない。うわ待って腰に手を置かれてる?優しすぎるわ。いつもよりヘクトール様との距離が近くてやばいどうしよう顔がいい!良すぎて目が潰れそういやむしろ本望だな座に還るわこれ)
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