設定ランス/犬神人/重種
ワース/蛟/重種
ドット/犬神人/半重種
オーター/蛟/重種
・犬神人は体温が高い
・寒がり変温マドル兄弟
・兄は自覚なしで限界超えてぶっ倒れて担当神覚者に毛布ぐるぐる巻きにされてる
・弟は昔は1人で部屋の隅っこで縮こまって暖取ってたけどイーストンに入ってアビス(猫又)にぎゅうぎゅうあっためられてる
・欠点の無い子を作ることより純血を守る事を優先した蛟の名門マドル家
・60年に一人、オオカミが産まれるクラウン家(純血主義)
・自由恋愛主義のバレット家は半重種が多く産まれる
ランワス
一人図書室で勉強してたワースを見つけたランスは、顔色の悪い様子が気になり近付く
話しかけても反応はなくペンも動いていない、しかも微かに震えている気がして肩を掴むと、急に動き出したワースに押し倒される
床に倒れこむ二人
気になっていた奴からの突然の犯行に焦るランスは、ぶるぶる震えながらすがりついてくるワースに気付く
首元に擦り寄ってくるワースがワニだったことを思い出したランスはそのまま好きなようにさせる
「何を勝手に冬眠しようとしてるんだ貴様は...」
抱き締めた皮膚はひんやりとしている
魂元が出ていないからまだ大丈夫だろう
ワースはランスがキライ(寒色だから)
寒々しい色のランスは見ているだけで冬眠してしまいそうになる
アビスも寒色じゃないかって?いいんだよ触れたら暖かかったから
圧倒的食わず嫌い状態のワース
たぶんラワの相性は良い
図書室にいたはずなのに気付いたら寮部屋にいたし身体もポカポカしている
アビスに拾われたのかと思ったが覚えがないらしい
しかしずっと感じていた倦怠感もなくすっきりしているので悪い気はしない、気味の悪さがあるだけで
から始まる湯たんぽランスを求めて夢遊病みたいになるワース
トランス入ってふわふわしたワースが全身の力抜いて擦り寄ってくるのが可愛くて憎らしくてたまらない紳士のランス
ドトオタ
修行つけてもらおうと魔法局行ったらぶっ倒れてるオーターを発見するドット
敵襲か!?毒を盛られたのか!?
大騒ぎするドットの前で当然のようにオーターを毛布でぐるぐる巻きにして〆に足の間に挟んで覆い被さるレナトス(本日の担当湯たんぽ)
なぜかわからないけどムッとしてしまったドット少年
目が覚めたオーターは目の前で不満顔をしているドットを発見
しかしまず最初にやることはレナトスに謝意を告げること
二人になった部屋で、何をしにきたのか聞いても返事がない
冬眠一歩手前だったことで今日の分の業務も溜まっているし用が無いなら帰って欲しいオーター
とりあえずドットに見られても問題ない分のサインだけでもと書類に伸ばした手を掴まれる
ドットの手は熱くて、その見た目は暖かそうで、これがあれば周りに迷惑をかけることもないのではと思い立つ
「私が呼べば必ず来ますか?」
からの、だんだんドットに傾倒していってドットじゃないとどれだけ温められても復活できなくなるオーター
自分だけがオーターを此岸に引き留めることができてるのが嬉しくてたまらないドット
麻薬だったな、と思いながら心地よくて離れがたくてぐずぐずに
バレット家は半重種(重種を産める中間種)が多い家系、つまり重種同士より繁殖力は高く、各方面から狙われやすい
王道も王道、さらわれたドットを救出に行くオーター
「これは私の男だ」
〜fin