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    こゆき

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    五悠 転生 現パロ?

    また会えたね本誌の236話の内容ちょっと含んでます!!!












    「ん、あれ、ここどこ、?」

    目を覚ますとそこは空港だった。
    一人で椅子にポツンと座っていた。
    見渡しても誰も居なく静かでまるであの世に居るみたいだ。
    そうか、俺はもう死んだのか、だからこんな静かなのか。
    誰も居ないのはやっぱり寂しい。
    俺は地獄行きなのかな。

    カツ、カツ、カツ……

    ん、足音……誰か迎えに来たのかな。

    「悠仁」
    「え……五条、先生…?……なんで、なんで先生がここに、?」
    「悠仁を迎えに来たんだよ。ずっと待ってた」

    サングラスを掛けて黒服の白髪はあの人は自分の担任だった。
    なんで先生が?先に行ってたんじゃないの?
    先生は地獄なんて似合わないよ?俺だけでいいからさ。

    「なんで迎えに来たの、?俺は地獄で良いんだよ……」
    「良くないよ。皆に愛されてきて最期まで頑張ってたんだから」
    「でも…」
    「でもじゃないよ。呪術師やってたら皆は救えないよ。」

    そうだよな。そうなんだよ本当は。けど俺は
    いくつもの人を犠牲にしてきた。それで天国に行けるなんて
    思ってもないよ。
    けど先生が長い間一人でここで俺をずっと待ってたのは
    嬉しいよ。ありがとう。

    「先生、釘崎と伏黒はどうしたの」
    「二人とも南へ行ったよ。ね、僕らも南へ行こう。
    また二人と会えるかもよ。」
    「そうだね、先生。うん、待っててくれてありがとう……」

    ズビズビと泣きながらも五条先生に手をひかれ、
    一緒に歩きだし南へ向かう。

    「ね、悠仁。今さら言うのはおかしいけど、僕悠仁の事が
    好きだったんだ。ちゃんと恋愛的な意味でね。」
    「そーなの?」
    「だからさ、もし生まれ変わってまた出会ったら付き合ってくれる?」
    「うん、うん……!いいよ…!俺も先生の事好きだよ…!」





    ~~~~~~




    そんな約束もしてたっけ。
    懐かしいなぁ、先生は俺の事覚えてるかな。

    生まれ変わってまだ10年しか経っていない悠仁は
    また仙台にちゃんとした親の元に生まれ目元には生まれつきの傷だが
    宿儺が体の中にいた頃の傷が生まれ変わって付いてきていた。
    あと身体能力は前世と変わらずにズバ抜けていて今日はいつもより一段と暇で一人で歩き回っていたところだった。
    ちょうど4月で桜が咲く頃。お花見がてらに何処かに座って
    眺めようとしていた。
    ちょうど良い所を見つけそこでのんびり過ごす事にした。


    ~~


    ねぇ悠仁、覚えてるかな。
    僕とだけの約束をした事。悠仁は僕の事覚えてるかな。

    生まれ変わって20年
    また前世と同じような顔で体で生まれ変わっていた。
    もう六眼は使えないけれど同じ透き通った空みたいな目。
    今はモデルになり十分に稼いだので少しの間だけモデルを
    休んでいた。

    十分に稼いだから少し休みを貰いその休みの間に
    悠仁を探す為にもしかしたらと思い前世の生まれた場所の
    仙台へと足を運ぶ事にした。
    居なければ東京でもう一度しっかりと探す事にした。

    仙台に着いたのはいいが何処に居るのだろうか。
    とりあえずホテルはもう予約しているし夜まで探す事にした。

    走ってはひょこっと路地裏に顔を出したりなどして
    探してみたがもう全体は見たはずなのに居ない。
    あと残すのは桜が綺麗で有名な山に登るしかない。

    「はぁはぁはぁ……悠仁、何処に居るの……」

    あっという間にもう夕方になっており
    仙台に居ないなら東京に戻るしかないと思い身を引いた時に
    ぎぃぎぃ……となにやら後ろからブランコが動く音がし
    スッと振り向いたその時だった。
    そこには琥珀色の目と髪の毛はピンクと茶色で別れていたのは
    悠仁だった。
    でもあの頃とは違う。
    一回り小さい身長で大人びているような姿では無かった。

    それでも僕はあの子を、悠仁を、見つけられた。
    記憶が無くともこの呪いのない世界でまたあの子と
    一緒に過ごせたらそれで良いんだ。

    「悠仁……!……ねぇ、僕の事覚えてるかな……」

    ジッと見つめられ少し経った時に今にも泣き出しそうな
    顔でこっちを向き座っていたブランコから走りだし
    ぎゅっと僕を抱きしめてくれた事にあまりにも嬉しくてまたあの頃に
    戻れたのかと思うとぎゅっと抱き返し、泣いてしまった。

    「せんせ、俺を探してくれてありがとうね。俺も会いたかったよ。」
    「僕も、僕も一緒だよ……悠仁こそ待っててくれてありがとう……!」
    「先生、約束覚えてる?俺は覚えてるよ。」
    「当たり前でしょ……!その為に探してたんだよ……!?」

    ちゃんと覚えてたんだね。ありがとう。
    これからは一緒に生きていこう。一生離さないからね。

    「ねぇ悠仁。僕と付き合ってくれる?もちろん幸せにするし、
    結婚するのもね、?」
    「うん……!俺もだよ。先生、ちゃんと俺を幸せにしてね?」
    「当たり前でしょ!!?」

    そんなの必ず幸せにするに決まってんでしょ。
    絶対にちゃんと不自由のないようにするよ。
    また会ってくれてありがとう。
    次は一緒に生きていこうね。





    ~~おわれ~~





    後日談的な

    あれから付き合って五条は休みがあれば
    悠仁の元に行くし悠仁が成人したらすぐにプロポーズした。
    あと伏黒と釘崎とも会えたし(五条が仙台に連れてった)
    他の七海とか硝子とも七海はマネージャーとして会えたし
    硝子とは五条のモデル仲間で会えた。
    夏油は社長みたいなポジ。

    とりあえず知ってる人とはほぼ会えてる
    五条のおかげ。
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