masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 425
masasi9991☆quiet followDONEまだ蛙の姿の小さい大ガマさんと土蜘蛛さん ##妖怪ウォッチ 天気予報 雨の匂いがすると言う。わらかぬでもない。確かに天候の変わる前、彼方より雨雲を押し運んでくる風の匂い、それは水気を含んだ彼方の土地の匂いとして、わずかに感ぜられる。「ヘン」 と咳払いをした。蛙が咳払いとは不思議なものだ。蓮の葉の上に座って、小さな身体でふんぞり返る。「まだまだだな」 蛙の喉から、人らしき声が。いややはり人とは少し違っている。まだうまく舌を回して言葉にするのが難しいらしく、音の一つ一つが舌っ足らずな。それに小さな身体に釣り合って、微かで、跳ねるように高い。 その声を聞き漏らさぬために、こちらも池の淵にしゃがみ込む。「まだまだとはどういうことだ」「雨の匂いについて、まだちっともわかっちゃいないってことさ。仕方ねえな。人間てぇ、そんなもんか」「吾輩は妖怪だが」「どっちも一緒だ。どう違うのかよくわからん。少なくとも蛙じゃない」「蛙は特別か」「そうだ、特別だ。こんなに雨に親しいのは蛙だけだ」「それはそうかも知れぬな」「うん、あんたはよくわかっている。いいか、雨の匂いというのは、水の匂いや土の匂いだけを嗅いではだめだ。それだけじゃねえ、ええ、なんだ。人の言葉で、なんと言えばいいんだ。ふわふわと浮いているうっすら白い寂しさというのが通り過ぎていくんだ」「魂か、それとも死霊か」「どっちもよく見かけるが、どっちもちがう。ううん、あんたに習った言葉の中にはない……ないな」 小さな身体の大きな目玉を幾度か瞬きさせ、首を傾げて、考えている。吾輩が教えたことが、この手のひらよりも小さな身体に全て詰め込んでいるのだろうか。なんとも言えず愉快である。「人間の言葉も不便だな。人間が見たことのあるものしか、ないんだろう」「それも当然だ。見えぬものを言葉に言い表す必要がないのだ」「ゲコ。あっしまった。ついつい元の声が出ちまう。いやそれより、なんと言って説明してやりゃいいのかな」「お主の言う浮遊する白というものを一度吾輩に見せることができたのなら、わかるやも知れん」「あんたに説明したいんじゃないんだ。昨晩、おれのところに下の村からぞろぞろと何人か来て、次の雨はいつか知りたいと言った。だからおれは雨の匂いを教えてやろうと思ったんだ。そうしたら皆が便利だろう。しかしこの、この白いこいつが、人間には見えないし、言葉にも出来ねえんじゃ、なあ」「今そこにあるのか?」「ああ、少しばかりはな。だから雨の匂いがするだろう」「ふーむ」 辺りの匂いを嗅いでみる。言われてみれば雨の匂い、であるような、ないような。「あんたも知らないってんじゃ、困ったな」 蓮の葉の上の小さな身体で、いつの間にか器用に腕組みをして座っている。 これを崇めに人が山を登ってくるという。知らぬうちに、らしい姿になっているようだ。(了)Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow masasi9991DONE虎牙が2人で練習してる道タケ漣コツコツ練習!「ほら、さっさとやれ。簡単なんだろ」 「ッ……たりまえだ! 最強大天才のオレ様にかかればンなのォ……」 威嚇している。コイツに似てるヤツを動画で見たことがある。初めて出会う犬や人間に威嚇をしている子猫だ。コイツは俺の手元の円城寺さんのぬいぐるみに向かって威嚇している。言ってることとは裏腹に。 「じ、じっとしてやがれ、らーめん屋」 「ぬいぐるみは元から動かねーって」 「うるせェ!」 ……でも、ちゃんとぬいぐるみの円城寺さんを本物の円城寺さんだと見立ててる、って認識はあるんだな、と勝手に感心した。確かに円城寺さんに向かって威嚇してるときと、同じ顔をしてる。本物だったら適当になだめてあしらわれて終わるところだが……。 2285 masasi9991DONE暑い日の道タケ漣氷で冷やしていただきます 帰ってくるなり二人揃って畳の上に転がった。 「暑い」 「アチィ」 と口々に唸っている。 確かに今日は暑い。こんな日差しの強い時間に駅から歩いて帰って来るのはさぞ大変だったはずだ。部屋にクーラーは利かせているけど、きっと暑さはなかなか引かないだろう。 グラスに氷と、よく冷えた麦茶のピッチャーをお盆に準備して居間に戻る。……まだ転がっている。二人とも、顔も身体も熱で真っ赤だ。 で、着てるものをそこら中に脱ぎ散らかしている。気持ちはわからなくもないが……。 正確に言うと下着を除いて全て脱いでしまってるのは漣の方で、タケルは辛うじて着てはいる。着てはいるがタンクトップの裾はまくり上げられて、腹も、胸も丸出しだ。 2099 masasi9991DONEプリンを作ってくれる道流さんの道タケ漣プリンの話□1 ソイツが円城寺さんの腕に噛みついた。円城寺さんは笑って「こらこら」なんて言って、ソイツの頭を押し返している。 「腹減った!」 「さっき昼飯食ったばっかりだろ?」 「……違う。メシじゃねーやつ」 まだ諦めずに膝の上に乗り上げて迫ってくるソイツの前に腕を翳して、円城寺さんは顔を庇っている。何故ならソイツが本命で狙っているのは円城寺さんの鼻先だからだ。……多分。よくそこに噛みついてるから。 「オマエ、さっきも『まだ』って言われただろ」 「もう充分待ってやったっつーの! さっさと食わせやがれ!」 「うーん、でもなぁ……ちょっと前に確認した感じだと、おやつの時間にも間に合わなそうだ。食えるのは晩飯の後だな」 「ハァ!?」 1856 masasi9991DONE道流さんの話をしてる虎牙の道タケ漣 980 masasi9991DONE事後にいちゃいちゃしてる道タケ漣 1139 masasi9991DONEいちゃいちゃしてるだけの道タケ漣何もしていなくても 困ったことに、何もしていなくてもかわいい。 二人とも床にコロンと転がって、先日師匠に資料として渡された雑誌を眺めている。 自分たちが掲載される予定の特集シリーズのページなんかはほぼチェック済みだ。いま二人が眺めているのは、自分たちの仕事とは直接の関係はないレシピのページ。うまそうだ、とかこっちがいいだとか、時々じゃれ合うように言い合いながらページを巡っている。 今度作ってやるためにも後でしっかりチェックさせてもらおう。それはそうとして、こうして何をしているわけでもない瞬間でも……雑誌を読んでいるだけの瞬間でも、タケルと漣がかわいくてしょうがない。 そう思っていると、いつのまにか自分の手元が緩んでいたらしい。開いていた資格本がパタンと音を立ててて閉じた。その音で二人揃ってこちらを向く。 1143 recommended works momomoDOODLE Kajisaki_CoritoPAST草くいおとこと大鳥 mtk_hmilDOODLEネコ2世とジ―たん 102DOODLE #妖怪ウォッチ飛ばして最終回見ちゃった 4 tukikagematariPASTシャーラビの長編つなぎとして結構重要ポジションのカゲムラ親子メインのお話…になるはずだった表紙絵。2枚目に初公開の内容一部(これしか書けてない)。本当はこの大まかな物語だけ見せて誰か一部でも漫画やら小説やら書いてくれたらいいなあ〜って企画だった。未遂に終わった 2 花畑桃李DONE 絵溜めめDOODLE宝箱に導かなそうな、みちび鬼 かっこかりTIREDかわいいズ かっこかりDOODLE敵視