masasi9991 @masasi9991 妖怪ウォッチとFLOとRMXとSideMなど平和なのと燃えとエロと♡喘ぎとたまにグロとなんかよくわからないもの ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 425
masasi9991☆quiet followDONEいちゃいちゃしている夏のデググラ アイスクリーム頭痛 キーン。と来るのは目に見えている。いや肌で感じる。もうすでに冷たい。冷たくて、爽快だ。こうして口の前に持っているだけでも。「食べないのか?」 横に居たグランツがおれの顔をひょいっと覗き込んだ。ソーダ味のアイスキャンディーと同じ色の目と髪の毛。それに近くで見るとよくわかるのだが、まつげもアイスキャンディー色でキラキラしている。いかにも涼しそうで、見つめているだけで少し暑さもふっとぶ気分だ。「ウウン、食べたいのはやまやまなのだが」「とけ始めてる」「おっ」 握ったまま考えてばかりだから、いつの間にかアイスキャンディーの雫がこぼれ落ちるところだった、のかもしれない。 グランツが背伸びをして、アイスキャンディーの下の方をペロッと舐めた。向こう側がとけ始めていたのだ。握った棒と水色のアイスキャンディーの隙間にチラリとグランツの舌と、あわやとけて落ちる雫が一瞬見えた。「冷たい。でもこのままじゃキミの手がべとべとになるぜ」「よし。そうだな、意を決して!」 がぶり! とアイスキャンディーの頭にかじりつこうとするものの、キーンがこわくて開けた口を閉じられない。「もしかして冷たいのは苦手なのか」「じ、じつは、すぐにキーンとなってしまう体質なんだ。とくにアイスキャンディーには弱い」 かじろうとしたアイスの頭を、やはり恐る恐る少しずつ遠ざける。おいしそうだ。甘くて爽やかなソーダの香り。味は好きなんだ。冷たいのも好きだ。しかし、キーンがこわい。「おまえはもう食べてしまったのか?」「ああ。おれは冷たいもので頭痛になったことはほとんどないな。急いで食べなければ大丈夫だ」「なるほど! ゆっくりか」「キミの一口は大きいから、それで冷たいのがよく効くのかもな」「そうかゆっくり、少食を心がける必要があるわけだ!」「あとは……そうだな、冷たさに負けないように、体温を上げておくとか」「ム?」 目の前に待ち構えていたはずのアイスキャンディーがスーッと遠ざかる。グランツの熱い手が、おれの手をぎゅーっと握ってそれを遠ざけた。夏だからお互いとても熱いのだ。これ以上熱くなるには? 考える間もなく、アイスキャンディーの代わりにグランツの顔が近づいてきた。おれの両手をそれぞれ握って精一杯の背伸び。さっき融けたアイスキャンディーを舐めたときよりも背伸び。おれは少し屈んで、チュッと。「うひゃっ。つめたい!」「あっはっは。ダメか? そういえばおれもアイスを食べたばかりだった!」 いつもと違ってひんやり冷たいグランツのお口にびっくりした。そうだ、いつもと違って、ソーダ味。「おれじゃ力になれなかったか。作戦失敗だな。ゆっくり食べるしかないみたいだ」 夏の眩しい日差しにも負けずに、グランツがニコニコ笑っている。「いや、けっこう熱くなってきたぞ。日差しのせいだけじゃなくてな」 これならアイスキャンディーの冷たさにも負けなそうだ。とける前にがぶりといこう。【了】Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow masasi9991DONE虎牙が2人で練習してる道タケ漣コツコツ練習!「ほら、さっさとやれ。簡単なんだろ」 「ッ……たりまえだ! 最強大天才のオレ様にかかればンなのォ……」 威嚇している。コイツに似てるヤツを動画で見たことがある。初めて出会う犬や人間に威嚇をしている子猫だ。コイツは俺の手元の円城寺さんのぬいぐるみに向かって威嚇している。言ってることとは裏腹に。 「じ、じっとしてやがれ、らーめん屋」 「ぬいぐるみは元から動かねーって」 「うるせェ!」 ……でも、ちゃんとぬいぐるみの円城寺さんを本物の円城寺さんだと見立ててる、って認識はあるんだな、と勝手に感心した。確かに円城寺さんに向かって威嚇してるときと、同じ顔をしてる。本物だったら適当になだめてあしらわれて終わるところだが……。 2285 masasi9991DONE暑い日の道タケ漣氷で冷やしていただきます 帰ってくるなり二人揃って畳の上に転がった。 「暑い」 「アチィ」 と口々に唸っている。 確かに今日は暑い。こんな日差しの強い時間に駅から歩いて帰って来るのはさぞ大変だったはずだ。部屋にクーラーは利かせているけど、きっと暑さはなかなか引かないだろう。 グラスに氷と、よく冷えた麦茶のピッチャーをお盆に準備して居間に戻る。……まだ転がっている。二人とも、顔も身体も熱で真っ赤だ。 で、着てるものをそこら中に脱ぎ散らかしている。気持ちはわからなくもないが……。 正確に言うと下着を除いて全て脱いでしまってるのは漣の方で、タケルは辛うじて着てはいる。着てはいるがタンクトップの裾はまくり上げられて、腹も、胸も丸出しだ。 2099 masasi9991DONEプリンを作ってくれる道流さんの道タケ漣プリンの話□1 ソイツが円城寺さんの腕に噛みついた。円城寺さんは笑って「こらこら」なんて言って、ソイツの頭を押し返している。 「腹減った!」 「さっき昼飯食ったばっかりだろ?」 「……違う。メシじゃねーやつ」 まだ諦めずに膝の上に乗り上げて迫ってくるソイツの前に腕を翳して、円城寺さんは顔を庇っている。何故ならソイツが本命で狙っているのは円城寺さんの鼻先だからだ。……多分。よくそこに噛みついてるから。 「オマエ、さっきも『まだ』って言われただろ」 「もう充分待ってやったっつーの! さっさと食わせやがれ!」 「うーん、でもなぁ……ちょっと前に確認した感じだと、おやつの時間にも間に合わなそうだ。食えるのは晩飯の後だな」 「ハァ!?」 1856 masasi9991DONE道流さんの話をしてる虎牙の道タケ漣 980 masasi9991DONE事後にいちゃいちゃしてる道タケ漣 1139 masasi9991DONEいちゃいちゃしてるだけの道タケ漣何もしていなくても 困ったことに、何もしていなくてもかわいい。 二人とも床にコロンと転がって、先日師匠に資料として渡された雑誌を眺めている。 自分たちが掲載される予定の特集シリーズのページなんかはほぼチェック済みだ。いま二人が眺めているのは、自分たちの仕事とは直接の関係はないレシピのページ。うまそうだ、とかこっちがいいだとか、時々じゃれ合うように言い合いながらページを巡っている。 今度作ってやるためにも後でしっかりチェックさせてもらおう。それはそうとして、こうして何をしているわけでもない瞬間でも……雑誌を読んでいるだけの瞬間でも、タケルと漣がかわいくてしょうがない。 そう思っていると、いつのまにか自分の手元が緩んでいたらしい。開いていた資格本がパタンと音を立ててて閉じた。その音で二人揃ってこちらを向く。 1143