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    himmel_blumen

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    himmel_blumen

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    ◆既刊『椿姫の初恋』の世界の犯探♀が結婚した後に最初の結婚記念日を迎える話。ベッドの中でのモノローグとちょっとした会話だけ。
    ◆シリーズの大雑把なあらすじ:容疑者と探偵補佐として出会った帝統と幻太郎♀が色々あって一緒に探偵事務所で仕事して、ある年の幻太郎の誕生日に結婚した。
    ◆具体的な描写はありませんがいかがわしい回想とか会話とかしているのでR18にしています。
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    himmel_blumen

    DOODLE2019年3月に公開していたまどマギ式魔法少女パロFling Posse編(帝幻+乱数)の断章の再録です(特に前半は断片的です)
    2019年当時の情報で書いています。
    まどマギの基本設定(魔法少女は人外の存在と願いを叶える契約をする・契約の代価として魔女(人外の存在)と戦う・持ってる宝石の魔力が尽きたら死ぬ)が前提ということだけわかればパロ元知らなくても多分読めます。
    桂冠詩人とフォルトゥーナ
     素寒貧で公園に座り込んでいた時に、そいつは現れた。困っているのなら願いを叶えてやろうかという、小さな白い生き物が。
     戦いの運命を受け入れるなら何でも願いを叶えてやる、とそいつはいった。何と戦うんだ。そう問えば色々説明してくれたが、何だか夢物語のような話だった。世界を害する魔女だとか、何だかそういう話だ。幻太郎の小説の方がまだ地に足がついていると思えるくらいに、そいつの話は現実離れしていた。
     一通り話を聞いて――三割も理解できなかったが――、だけど俺は断った。
     誰かに与えられた幸運など、何が楽しいというのだろう。そういうものは自分でつかみ取ってこそだ。だからそんな奇跡に用はない、と言ったら、そいつはあっさりといなくなった。
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