ありがとうございます!ハイレベルなご質問で恐縮です…シュナイゼル殿下にお詳しそう…
コミカライズでのシュナイゼル殿下の独白のセリフの
「生まれついてすべてを持った人間は何を求めることが出来るのだろうか」
「すべてを持っているということは何も持っていないのと同じことだ」
「高い地位、恵まれた才能、約束された将来」
「何もない 持っているがゆえに虚無 空っぽだ」
を参考にすると…
現在の彼の虚無感は「生まれ持った高い地位」と「約束された将来」の2つの要素の影響が大きいのかな…?と第一印象では感じました…求めるものがない既に与えられている、優秀だったとしても地位も将来も持ち得ていない境遇であれば追い求める欲求が生まれる可能性はある…なので環境(生まれ)が影響しているのでは…という感じ方はしています。。母親の情報などが出ていればもう少し参考になりそうなのですが私は見つけることが出来ずにおりまして…やはり公式ではまだ出ていない感じなのでしょうか…
周囲の期待と理想を押し付けられてそれを叶えてあげられるくらい本人が優秀すぎたことが災いしている印象もあります…
恵まれた才能を持って生まれたとしても、仮に孤児であったり、今の暮らしを脱しよう。などの意欲が生まれる環境であれば持ち前の才能で道を切り開く意思、生きる力は生まれるような気はするのですが…安定した生活を得てこれ以上望まない状況になった時、本人の性分は同じなのでその時点から虚無感を感じ始める可能性はありそうですよね…
極めて優秀なので大多数の人間が愚かに見える、自分とは違う。という孤独感は感じやすそう…
R2のような重度虚無へ陥るには環境の要因が絡み、軽度虚無は本人の優秀さと気質上、他の環境であっても生じる可能性がありそう…こ、こんな印象を受けてはいるのですが…個人の意見で恐縮です🙇♀
環境が変わった復活以降のシュナイゼル殿下が肩の荷がおりて楽そうな印象を感じていて、そこも彼は環境に蝕まれていたのでは…と感じる描写のひとつかもしれません
スパロボのシュナイゼル殿下は結構皇族でなくなったら前向きになって目標に進もうみたいな心境に変化していたので切欠があれば変われる人なのかもしれないです
シュナイゼル殿下について調べた時に「INFJの究極形」と形容しているサイト(ブログ?)があった覚えがありまして…私はMBTIは一昨年知ったばかりで詳しくなく見聞きした事しか記載できないのですが
全タイプで一番精神年齢が高い、他人軸で生きている、調和を重んじるサポートタイプ、世界平和を願う性質、善意が断れない、正義感が強い、自己評価が低い、雰囲気が温和、人を見た目で判断しない、八方美人、のようで
シュナイゼル殿下をINFJと仮定した場合は、「INFJの人格形成は家庭環境などの後天的な要素が関係していることが多い」と記載がありました。
INFJは普段INTJやENFJなど他の性格タイプに擬態して生きていることが多いようで、仮面を使いこなすシュナイゼル殿下らしい感じもします…
INFJの男性は生涯独身率が全タイプ中トップクラスだったような…
個人的な印象で申し訳ありませんが;とても興味深いご質問ありがとうございました!
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・シュナイゼル殿下の「虚無」について何だと定義されていますか?簡潔に言うとどういうものだとお考えですか。是非お聞かせ願いたいです
ありがとうございます🙏とっても深いご質問で難しいですね…!お返事を作っていた過程で「簡潔に」はとても難しかったので長々と綴っておりますすみません…;シュナイゼル殿下の虚無への印象を記載するにはシュナイゼル殿下の人となりをどう感じているか、から書いていかないと話し辛かったのでそこから書いています。
私は文字で自分の考えを表現することが不得意すぎて絵を描いている…😵💫みたいなところがあるのでうまくお伝え出来るか分からないのですが…(読み返しても要点がまとまっていなく読みづらいです)
シュナイゼル殿下の印象自体も公式が後々補足した要素によって自分の中でかなりイメージを軌道修正しているところがあります…
結論としては…シュナイゼル殿下はこういう人だ、と断定するには未だ公式の情報が足りていない印象が強いです。。なので個人的な印象を書き連ねた形になりました🙇♀
シュナイゼル殿下は…個人的には調停者のような存在だと感じていて、平常時は本人個人は基本的には「やめませんか、いさかいは」などのセリフやEUを交渉術で奪うなど、出来るだけ責務を全うしつつも争いを避ける傾向にあると思っています(スパロボでも私が人質になるから婚姻認めてよ、など手段を問わず平和的解決を模索してる様子…)
そこに世の中や集団の規律を乱す存在が現れた場合、かつみんながその対象に困り、殿下に正して欲しいと願い、話し合いでは分かり合えないと本人が判断した場合、手段を選ばず更生を行う(カノンへの鞭、戦争地域全てにフレイヤのような)と思っています(ただこれは求められた立場としての行いで本人がやりたいことではない、という部分が虚無的な要素のひとつだと感じています…人々が私に願うならばという前提をよく口にしているので)
シャルルに不満を感じ続けていたにも関わらず、スザク君に皇帝になってと願われるまで自分からは動かなかったことなど、基本的には受け身、行動を起こすまでに段階を踏むタイプ(ゼロに次はないよと警告するなど)、行動の起因が他人軸であるのではないかなと感じていて
何かのインタビューで…兄は人間的な感情はある人物だけど理性がそれを上回る人…みたいな内容を見た覚えがありまして…たぶん所々悲しいねというのは本当で、でもその個人の感情が世のための判断に影響を及ぼすことはない感じなのかな…という印象があります
ルルーシュ君の録画に「貴方には勝つ気がない」と言われた時シュナイゼル殿下一瞬ギクッとする描写がありませんでしたっけ…(記憶違いだったらすみません)あのシーンで自分の弱い部分を仮面で覆い隠しているのかな…と感じた事はあります
悔しそうに歯をくいしばったあとすぐにフッと取り繕い笑みを浮かべた所作にもそれが出ている印象…
人々の願いであれば自分が悲しいと感じる事ややりたくないことでもやれてしまう人…
それを思うと、ジークアクスの方がおっしゃる虚無が願望器で世界の写し鏡という表現はシュナイゼル殿下にも一部あてはまるのかな…と思っています
昨日上げたルルーシュとクワトロ大尉の会話でルルーシュが地球を破壊しようとしたシャアに対して、貴方に人類を託しゼロレクイエムを遂行するだけ、と明言したのは平和な世の中でのシャアやシュナイゼル殿下がどんな行動を選択するのかをよく理解していたからなのかな…と感じました。
シュナイゼル殿下の虚無について私が感じる印象は、子ルルとのチェスの時に自分へ向けられる対抗心に対して「私には決して灯らないもの」と発言していたので、私利私欲のなさ、がまず印象にあるような気がします…
チェスで対戦相手に勝ちたい、大会で優勝したいなどの欲求がなく、この時点で既に行動原理が利他の精神で生きている…なので、この時期に兄がルルーシュの悔しがる泣き顔を眺めていたい、彼には負けないでいたいと感じていたらその瞬間は虚無的でないので好きです。。
もうひとつ殿下の虚無部分で惹かれているのは自分自身の命に執着がないところです
他者のみではなく自身も含め執着がない、虚無が最後にたどり着く成れの果てのような末期感ありますよね…平和への願いに私欲が介入していない部分も非人間的で面白い方だと思いました…(ただ最終決戦、ルルーシュと戦いたかった説…もしかしたら個人的欲求で動いていたかもしれないのでなんとも言いにくいです…笑)
シュナイゼル殿下の虚無について公式で出されているヒントは以下のような感じですよね…
熱意、やりたいこと、欲しいものがない
他人の願いの為に生きている
自分の存在価値に疑問を感じている
空っぽの器に熱を宿してみたい
他人の願いの為に生きるのはおかしいかい…?そうなんだろね…(本人談)
兄弟達でケーキを切り分けた時に一番大きいケーキがいい!と口々に言う兄弟たちを眺めながらこれも食べるといいよ、と自分の分も差し出すくらい自分自身に対する欲がない、大きいケーキを追い求めるような熱意がない、みんなが喜んでくれる方がいい、それに対して私は他のみんなと違っておかしいのかもしれないと感じている、そういった虚無的な部分があるのかなと…
そのおかしさ、疑問、不安感を埋める行動が人々の願いを叶えることに繋がっているような…
(クロヴィスの死を悲しむ、血染めの時に驚愕、ナナリーが攫われて焦る、など平和の最善の手段として殲滅を選択する手前までは個人の感情を感じていたり、人類の命を保全する形を模索しそう…勝ち過ぎはよくないの発言、国とは人、民人の反感を買った中華連邦を見限るなど)
なので…責務や他人の願いの無い状況で自分から行動を起こす意欲を得られた時シュナイゼル殿下は救われるのではないかな…と感じていたりはします
それを踏まえるとシュナイゼル殿下がルルーシュの遺体を自分で運んだという事実は結構印象が強いです。(C.C.さんや農園メンバーに協力してとお願いされたのかもしれない…でもゼロ(ルルーシュ)の意向に反することを選択して実行しているところが殿下の意思を感じて好きです)(ルルーシュの生存報告を聞いた時に目を見開いて微笑んでいたことも相まって)
結論になっていないかもしれませんが…現時点ではシュナイゼル殿下の虚無とは…の答えを探すことがお絵描きのモチベーションなのかもしれない…と感じています
「シュナイゼル殿下はこういう人だ」と断定してしまうと描けるものの幅も狭まってしまうので…あえて公式の後出しを受け入れられるように構えている…みたいな部分があります…(最近も、この人は結婚をしたくなかった人なんだ…と新発見ありましたし)
自覚型の虚無なので時折絶望感は感じているのではとは思っています私には何もない空っぽだ、とのセリフから意外にも自己評価の低さを感じますよね…宰相という立ち位置の自分の駒としての価値は十分理解していそうなのですが、個としての評価は揺らいでいそう…
公式がヒントを出してきた兄の本質が私は空っぽ、望みがない、熱意ある皆が羨ましいなどを思うと…超優秀で強かだけど思ったより受け身で弱い人なのかもしれない…
という印象を個人的には受けつつ…今後も新情報があればアップデートしていく、、ような感じでいられればいいなと思っています🙇♀
ご質問、考える機会が出来てうれしいです。
私の感じ方が誰かの解釈違いになってしまったら申し訳ないのであまり自分の考えを投稿するのは気が引けて得意ではないのですが…ポイピクならいいかな
文字で表すのはやっぱり難しいです、他の方の考えを拝見するのは好きなのですが自分自身は大変ですね…;
こ、こんな感じで大丈夫でしょうか、またお気軽に☺️
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・シュナイゼル殿下についてどう思っているか
シュナイゼル殿下、面白い人だと思います〜
虚無的なところが特に、自分がない、自分自身の欲求や目的があって生きている多くの人々の中で他人の為に生きている、しかもその異質さを自覚していて人知れず悩んでいる…
我欲のなさがとても好きです。そんな殿下に人らしさが垣間見える瞬間も魅力を感じます!
変わり者好き、性別にとらわれない、ドラマCDでは人間か動物かも気にしていなさそうだった…😅彼が他者に関心を感じる視点が独特ですよね…
最近ではロスストでオデュ兄に「君も結婚したら?」と言われて兄上の善意だから無下にできないよ〜😵💫と困る姿、可愛かったです
あのルルーシュくんを上回る優秀さ、彼の姿を見たルルーシュくんが万に1つも可能性がないと心を折る存在、作中最大の障壁…ギアスなしで立ち塞がった驚異の男…
自分へかけられたギアスの受け取り方、活用の仕方も面白いですよね、負けを認めてからの殿下はルルーシュに協力的な姿が、直接の描写はないもののあの後2人は落ち着いて会話が出来たのかもしれない・・と感じられてよかったね…(涙)ってなります
復活で眼鏡ベスト姿で再登場したシュナイゼル殿下は面白い男すぎますよね😄
憑き物が落ちたかのよう、裏で色々先読みして行動しちゃう周到なところは健在、優秀すぎる男ルルーシュの遺体を運びギアスマーク満載のゼロ服を用意して複座式のKMF準備しちゃう
カプであってもなくても、弟に殺されることをしきりに気にしていてかわいいです
「貴方には負けてもらう」「つまり…私を殺す…」(←全然殺すって言ってない)「もういい、私を殺したまえ」「君は…最初から私を殺すのではなく…!?」この何回「殺す」事気にしてるんだ殿下的なシーン、弟に殺されるのだろうなという事めちゃめちゃ気にしてる、思い込みも激しい、冷静な殿下らしくないシーンで好きです
「自分が殺されるという思い込みが貴方を敗北へと誘ったのだ←(ルルーシュ君の方が分析が冷静…)」
好きなセリフなのでもう一度触れるのですが、「さあ…ルルーシュ、君が本当に生きていたのなら、その力を私に見せてくれ」
ロススト復活編のこのセリフは完全に誰の為でもなくシュナイゼル殿下個人の欲求で人間的ですよね…ルルーシュ君の輝きがシュナイゼル殿下を突き動かしてくれている…
もうひとつの新規セリフの「君ならやってくれると思ったよ、ルルーシュ…」
もルルーシュ君の実力を認めていて丸くなっている兄上の雰囲気が令和の新情報ならではで好きです
ここからは、より突っ込んだ個人の感想なのでそれぞれ感じ方に違いがあるので閲覧注意なのですが…💦
「シュナイゼルの仮面」についての私の中の印象が少し変わって来たので頭の整理整頓で書き出してみました🙏
シュナイゼル殿下の仮面の下の「本性」が普段から本当はナナリーを切り捨ててしまえる程の「冷酷さ」であった場合、ルルーシュ君が未来を託したりしないのではないか…と感じていまして
ディートハルトが「多様なる変幻、虚無」とシュナイゼル殿下を形容していることも含めて、シュナイゼル殿下の仮面の下の素顔は、世界の為、人々の願いの為であれば冷酷にすら変貌してしまえる程の「空っぽさ」「それほどに全体の調和を重んじて世界を憂いている人物」…などにかかっているのではないかな…と感じるようになりました
公式の復活の首席補佐官や大統領期の描かれ方、ルルーシュ君の判断、ネリ様の世が世なら卓越した王になっていたものをという評価などがそれを裏付けている印象を感じます。。
ルルーシュ君が読んだ「貴方の本質」も、勝つ気がないという虚無的な要素の方を指摘していて…
ダモクレスでの殿下の変貌のインパクトが強いので、はじめはシュナイゼル殿下にもう少し冷酷なイメージを持っていたのですが(wikiの解説の印象に引っ張られていた所もあります)、虚無が人々の願いを取り込み暴走してしまえる器のような存在なのだと知った事で、この人は自分がないが故に平和への願いを体現してしまえる、周囲の環境の影響を強く受けて生き方を変化させることが出来る優秀で悲しい人、という感じ方へ変わりつつあったりしますセシルさんも行き過ぎた善意…のような表現をしていたような…
世界平和が関わるとこじれる…皇族、宰相という立場とブリタニア(父親)の方針が彼を蝕んでいる、優秀すぎて周囲の期待を背負わされすぎている…
首席補佐官時代や、大統領期の殿下のリラックスして落ち着いた柔和な振る舞いを見るとそう感じます…
復活のさわやかお兄ちゃんやキラキラ大統領の姿が、公式もこの人の本質は冷酷です。と描写しているようにあまり感じられないことも大きいです、シュナイゼル殿下がああなってしまうまでには前提条件が多く必要なのかもしれない…平和な世であれば賢明な判断をする賢人、それをルルーシュ君が理解しているからこそ、シャルルへは憎悪とともに消え失せろと言ったルルーシュ君が兄は殺さなかった、お互いに世界の行く末を憂いていて世界の為に死ねる存在だったから…「だからこそ貴方に俺は」のセリフにそれが感じられる…
なんとなく、そう感じるようになったので一度書き出してみました…
何故これを書こうかと思ったかというと、公式が描いているシュナイゼル殿下と、wikiに書いてあるシュナイゼル殿下の記述に乖離が起きてるかも…と感じて、(シュナイゼル殿下の虚無の補足の時期が後々だったことも影響あるのかもですね…)
全部個人の感想です…!(みんな違ってみんないい…)
空っぽ、みんなの願い通りに生きることしか知らない…人となりがとても難しいキャラクターですよね…(元々の性格も温和な部分もちょっと意地が悪いところもありますしね…😅)心がない=冷たい、なのかどうか…と考えて辿り着いたのが、心がない=空っぽ=善にも悪にもなれてしまう。こっちなのかな…?という仮説も感じていたりします(むずかしい…)
昨日今日で一旦思い浮かんだ内容はこんな感じかな、と思います😄(ここが好き、みたいな個人で感じている感想は一応こんな感じであるよ…みたいな軽い感じで…ひとつ…なにとぞ…🙏)
また私の感じ方も都度変わっていくかもしれないです🙇♀
楽しかったです、ありがとうございました〜☺️