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    💭ろえ。

    @roe6600_kumo6U

    ろえです。
    ⚠️自宅キニトたちと自宅夢主います
    妄想系の感じの絵はこっちに載せようかなと考えてる。夢多め、見る時は自己責任でお願いします〜

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    💭ろえ。

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    クリスマスイブでの出来事です。全部私の妄想です
    ⚠️完全にキニペ夢、固定夢主有りです、それでもよければGO

    きみとのクリスマスにクリスマス、と言っても私には特にいい思い出があるわけではない。あるとしたらまだ私がとても小さかった頃、自分よりも大きいツリーをお父さんとお母さんと一緒に飾り付けて、みんなでケーキを食べる。そういう当たり前なクリスマスを過ごしていた。でも、今は...

    「そういえば、今日は暦でいうクリスマスイブですけど、カーソルちゃんは何か欲しいものはありますか?」
     そう聞いてきたのは、ピンク色のコートを羽織り、ウーパールーパーを模した姿が印象的な"kinito"だった、彼は不思議な存在で、色々あって今は一緒に暮らして(?)いる。今、そのクリスマスツリーの飾り付けを彼としていて、急にこんなこと聞いてくるものだったから私は「うーん...」と少し悩んでしまった。欲しいもの、なんて言われてもな...
    「欲しいものかぁ...でもいつもkinitoに色々貰ってばっかりだったから...」
     そうなのだ、彼と一緒に過ごすようになって、私が言わなくても必要なものは彼がよく用意してくれるようになった。もちろん自分で出来ることは自分でやろうとしてるんだけど、気づかないうちに彼が色々終わらせてくれてたりして...それに他にも自分と一緒に過ごしてくれたり、彼の作ったゲームで遊ばせてくれたりもする。いつもお世話になってばっかりだ...
     私は少し考えて、
    「じゃあ一つ、お願いしてもいいかな?」
    「?、なんでしょうか?」
    「その...欲しいもの、は無いんだけど...」

     家族がみんな仕事で忙しくなって、色々1人でやるようになってから、クリスマスも当たり前のようにひとりで過ごすことが多くなった。ケーキや食事は用意してくれたんだけど、どうしても日にちが合わず、最後に家族で一緒に過ごしたのがもうずいぶんと昔のことになってしまっていた。
     でも最近ではもうあまり気にしていなかった。忙しいのに、私のわがままに付き合わすことになるのは嫌だったから...
     でも今は、なぜか1人じゃない。人...じゃないし、ちょっと不思議なんだけど、彼と過ごすのはとても楽しいのだ。
    「私...クリスマスはいつもひとりで過ごしていたんだよね、家族もみんな忙しくて...だから、明日のクリスマスはkinitoと一緒に過ごせればそれでいいかな...」
     なんて、私は何を、言ってるんだろう。ふと彼の顔を見ると、少し驚いている様子だった。そりゃそうだ、こんなこと言ったら困らせてしまうはずだろう。
    「ご、ごめん、その、無理だったら全然___っ」
    「いえ」
     と、私の言葉を遮ってこう続けた
    「では、明日は"一緒に"クリスマスを過ごしましょうね」
     あっさりと、でもどこか嬉しそうに言ってきたので、私は拍子抜けしてしまった。あれ...
    「え...ほんとにいいの...」
     そう聞き返すと、彼は不思議そうな顔をして続けた
    「、嫌ですかああ、あと、サムとジェイドも呼びますね、大人数の方がきっと楽しいですし、あと...」
    「、ちょ、ちょっとまって」
     どんどん物事を提案をし始める彼にびっくりしてしまって、今度は私が会話を遮ってしまった。
    「で、でもみんな忙しいだろうし...」
    「私は」
     と、ふいに彼が私の顔をしっかり見て、はっきりとした口調でこう答えた。
    「...私は、貴方とクリスマスを過ごしたいと思っています。今までもそうですが、私は貴方の親友として、できる限りの時間貴方と一緒に居たい。なので、貴方が私と過ごしたいって言ってくれたのがとても嬉しいんです。だから___」
     彼が私の前に手を差し出した。やさしく、愛しい人の手を取るように。
     「___私も、貴方と過ごしたい。一緒にいてもいいですか?」
     今まで、1人だけでいるのは別になんともなくて、全然平気なはずだった、けど、違ったんだ、
    寂しかったんだなぁ、私。彼に心配をさせてしまわないように、そして、少し顔が赤くなってしまっているのを誤魔化すために、俯きながらになってしまったが、
    「...うん」
    しっかり、彼の手を取って、そう答えることが出来た。

     ...今年のクリスマスは、今までで一番良い思い出になりますように。そして、貴方が、あなただけが「孤独」を感じてしまうなんてことが、二度と無いように
    「最高のクリスマスにしよう、親友。」

     〔ご清覧ありがとうございました〕
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