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    k_ame00d

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    熱中症で倒れた晶がけくんとれんたろを勘違いする話
    (蓮→晶→蛍)

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    k_ame00d

    DOODLE蓮晶
    健全なR15くらい
    「指の付け根のこことか、ダンスでもよく使う部分だから効くと思うよ」
    「う………」
    ベッドの上、無防備に仰向けになったままの俺の足を掴んで、彼は慣れた具合に足裏を押さえて言った。腹の上に置いた手が自然とシャツの裾を掴んで遊び出す。土踏まずから来る感覚は少し痛くて、気持ち良い。身体の力を抜いて深く息を吐くと、水底に沈んでいく鉛になったような気分になれた。

    彼は毎日、寝る前にストレッチをする。それから一通り身体をほぐし切った後はマッサージも。特にバレエを主軸に踊るダンサーには足のマッサージは欠かせないらしく、のびやかに手脚を曲げたり広げたり、そうしてシーツの擦れる音と一緒にアロマオイルの香りが部屋を漂い始めるのが、彼のルーティンの合図だった。
    「それ、効くの?」
    興味のないふりをするのも飽きてきたある夜のこと。いつものようにベッドで寝転びながらゲームをしていた俺の一言に、彼は伸ばした足先にぴたりとつけた額を持ち上げた。
    「やってみるかい?」
    「やり方わかんない」
    「大丈夫、蓮太郎は横になっているだけでいいよ」
    乱れた前髪を整えながら予測していたと言わんばかり、彼は軽やかに起き上がり俺のベッ 2909