三人のしいたけパーティの話荒鬼は、大将軍に報告するために、行った。ドア越しに声をかけた。
荒鬼「大将軍様、交渉の報告があります………大将軍様?…失礼します」
返事がなかったので、ドアを開けたら居なかった。
荒鬼「…またか」
大将軍はじっとしていられない性格の為、城内にどこかにいる。探し行くか。
どれも部屋に探したが、居なかった。
荒鬼「どこにいるんだ……ん?」
向こうの窓から声が聞こえた。そして、いい香りが来てる。
その窓を覗いたら、外で何か焼いている様子、数人がいる、號斗丸、そして、飛駆鳥がいた。
荒鬼は、ため息して、振り向いた。
集まっている所に行き、縁側に座っている飛駆鳥大将軍。荒鬼は大将軍の所に行き、声をかけた。
荒鬼「探しましたよ、大将軍様」
飛駆鳥「お、荒鬼殿、すまない、交渉の件だな?」
荒鬼「ええ、交渉は成功し、問題も解決です」
飛駆鳥「良かった、ご苦労様、助かるよ」
荒鬼「いえ、当然のことです、ところですが、何をしているのですか?…」
焼いているのを見ていると、荒鬼は、苦手なしいたけがたくさんに焼いている。
荒鬼「……しいたけ」
飛駆鳥「まだ、言っていなかったね、実はな」
回想
飛駆鳥はやっと仕事が終わって城内に回ったら、召し使い方が何か困っているそうで聞いてみたら、食材を届けたものがより多く来たらしくて、特にしいたけがね。そしてら、號斗丸が来てた。
號斗丸「兄者?何をしてるのですか」
飛駆鳥「ちょうどいい、號斗丸、来てくれ」
號斗丸「どうしたの、うわ、多っ、しいたけ…;」
飛駆鳥「なぁ、提案があるだが、しいたけ祭りしないか?」
號斗丸「良いのですね!久しぶりに羽目を外した方がいいですもんね!」
飛駆鳥「じゃあ、決まりだな」
盛り上がっている二人。
現在
飛駆鳥「とういうことで、しいたけ祭りを開始する」
荒鬼「……まあ、いいでしょう」
號斗丸「兄者~焼けましたぜ」
たくさんしいたけと肉と野菜を持って来た。
飛駆鳥「おお、感謝するぞ」
號斗丸「荒鬼殿、どうぞ、食べて下さい」
荒鬼「ありがとうございます……おいしいですね」
飛駆鳥「うまいぞ」
號斗丸「良かった」
肉と野菜の皿に渡されて、一つ口を食べて、よく噛むと、シャキシャキして甘い味が感じる。
飛駆鳥はしいたけを美味しそうに食べている。その様子を見ている荒鬼。
荒鬼「…大将軍様、失礼します、一つください」
飛駆鳥の皿にあるしいたけの一つを取った。飛駆鳥、號斗丸は驚いて固まった。
飛駆鳥・號斗丸「…えっ」
飛駆鳥「大丈夫なのか、無理しなくても良いでは?」
荒鬼「…」
覚悟して、一つ口を食べた。もぐもぐして飲み込んだ…。見守ってた二人。
口を押えて、目だけに見上げた。
飛駆鳥・號斗丸「…」
荒鬼「飲み物は、あるか…」
號斗丸「あっ、はい、飲み物です!」
すぐに渡して、荒鬼は一気飲みして、ため息した。
荒鬼「やっぱり、駄目だ…」
飛駆鳥「大丈夫か;;」
荒鬼「何か変わるかと思ったがダメでした」
飛駆鳥「それでも、良いじゃないですか」
號斗丸「そうですよ」
荒鬼「まぁ…そうですね」
三人で楽しく食べました。