アイドル慧の裏側事情アイドルな猿　ネタ

ふみやに脅される
🧡「恋愛禁止って言われるとなおさら欲求不満になるよな」
「なにが言いてぇ」
「慧、女の変わりになって」
「はぁ？」
「このチームがぶっ壊れたら依央利悲しむよな」
「……脅しか」
「協力関係って言って欲しいな」
「いおには手ぇ出すなよ」



💚「猿ちゃん、ふみやさんになにか言われたでしょ」
「なんもねぇよ」
「最近一緒に写真撮ってくれないし付き合い悪いし……避けてるよね」
「避けてねぇ」
「猿ちゃんがそういう態度なら僕も黙ってられないから」
「あ？いお、なにを」
「ふみやさんと話し合ってくる」
「やめとけ！」
「じゃあ、避けないで。僕と写真撮って」
「なんでだよ」
「約束して」
「……」



「ふみやさん！猿ちゃん脅してるでしょ」

ゲームが終わらない　昼食前に慧以外の面々がふみやによってリビングに呼び出された。

　皆が椅子に座った状態でふみやが真剣な面持ちで、両手を口元に近づけた状態だった。
　誰もが無言のため緊張感が漂っている。
　そこで優等生正しく、理解が手を挙げた。

「ふみやさん、なぜ猿を除いた私達を呼んだんですか？」

　その問いに対し、ふみやは口角の片方だけを上げ企むような悪い顔をした。

「世間では今日はキスの日らしい。慧からのキス、欲しくない？」

　そこで一斉にふみや以外の発言していない者たちの息を飲む音が響く。
　なぜ慧に気があることに気付いたのかと驚き、ふみやが全員に対して言ったことで皆が慧に並々ならぬ想いを持っていることが分かった。
　それに気付いていた者はそのままふみやを見つめ、気付かなかった者は周りの顔を見回しライバルが多すぎることに焦った。

猿が急に女の子になった話慧「いお……俺、女になっちまった」
依「ギョエーーーーー！　猿ちゃんが女の子にっ！？　髪長くなって更に身長が小さくなって……でも胸囲は前と同じサイズだね」
慧「なんで俺のサイズ知ってんだよ」
依「猿ちゃんの服の裁縫してるから」
ふ「依央利、どうした」
依「ふみやさん！　猿ちゃんが女の子になっちゃって」
ふ「本当に慧か……？」
慧「おい、ふみやテメー言いながらどこ触ってやがる？」
ふ「おお！　本物のおっぱいだ」
慧「理解ーーー！　警察を呼べ！！」
理「依央利さん！　猿！　大きな声でなにがあっ……え！？　女性！？　　　PPPPPPPPPPPPPー！　ふみやさん不純です！　今すぐその手を離しなさい！」
ふ「ちっ……」
理「舌打ちしたぁ！？　それよりも……ご挨拶が遅れ、大変失礼いたしました。私は理解と申します。貴女のお名前は？」