天狗からの猫又と天邪鬼の扱いの違い。
猫又も天邪鬼もやり方は違えど人間を手にかけているから本来であれば両方とも神からしたら排除対象。しかし慈悲によって更生を望まれている。ので生かされている。(本当に良くないことだと思うけど妖怪ってそういうところあるんじゃないか。憶測と偏見)
天狗が天邪鬼よりも猫又への接し方が柔らかいのは、神に手をかけようとしなかったから。(天邪鬼は神を殺そうとした)
基本的には神の指示や言葉には従順だから、猫又も天邪鬼も見逃しているものの、天邪鬼に関しては次やったら本気で殺す状態。
その点、猫又は私欲から来る気まぐれでヒトの生気を食ってただけで、神に対して愚行を働いたわけではない。だから神からの仰せつけのままに見守っている。自分にだけ反抗期の息子を見る父親のような気持ち。猫又からしたらまじで口うるさい親父。父子関係みたいになってるので接し方も明人や一ツ目と同じようになっている。仏頂面をしつつもわりと猫又との関わりを楽しんでいる。
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